東京都板橋区　　キッチンのダイノックシート施工

株式会社和Total Interior壁紙職人の本多さんの、施工例の後半になります。
前半は壁紙とクッションフロアの施工例となっておりますので、そちらもご一読くださいますと本多さんの職人としての技量の高さをよりご理解いただけます。
【前半　洗面所のクロスとダイノックシート施工】

皆様、ダイノックシートというものをご存知でしょうか？
壁紙のように貼り付けて、装飾するためのもので木目や大理石や御影石のようなパターン、レンガやタイルなど様々な模様があり、貼り付けるだけでガラリと雰囲気を変える事ができます。
今回はキッチンスペースの一部に、御影石の模様のダイノックシートを貼り付けていきます。
貼り付け前は、白を基調としたシンプルなデザインですが、貼り付け後どう変わるか、工程をお読みいただきながら違いを感じていただけたらと思います！

カットしたシートを端から慎重に、貼り付けていきます。
この貼り付けの時に、壁の面に対して平行になるように。
少しでもズレてしまうと途端に安っぽい仕上がりになります、やり直しが効かないので、本多さんの目つきもより真剣になっていきます。

手前の丸みを帯びた部分も、シワや気泡が入らないように丁寧にヘラを使い伸ばしていきます。

壁紙の仕事のほとんどが、無地の壁紙を貼る案件なのですが、本多さんとしては柄物の壁紙を貼る仕事をもっとできたらな、とおっしゃってました。
お部屋の一面だけ、アクセントとして柄物の壁紙を貼るだけで、雰囲気も変わり家具なども合わせたら部屋という空間を「表現」できるのに、なかなか柄物を選んでくれる案件が無いそうです。
壁紙に対して、知識も深く壁紙についてお話しされてる時は、本当に楽しそうで、こちらまで聞いていて持ち家があるなら、ちょっと頼んでみようかしらと思います。

実際、色がもたらす心理効果の影響も大きく、家具にこだわりのある人でしたらそれに合わせて壁紙を変える場合もあります。
壁紙だけ変えてドアの柄や備え付けの家具がデザインや色合い的に浮いたとしても、ダイノックシートで調和が取れるので、本多さんにご依頼していただければ思い通りの住環境を「表現」してくれます。

さらに、今は木工技術まで習得するために仕事の合間を縫って大工技術も勉強されてるとのこと。
現場に大工さんがいなかったり、工程的に合わない時に自身で施工できたり、壁紙以外のお客様の要望に応えたいという想いからだそうです。

隣の壁には本来床材で使うヘリンボーン状のタイルを貼って、おしゃれに演出「表現」されています！
楽器演奏や、こうして内装を表現されるのが大好きな本多さん。
ここまでアーティスティックな壁紙職人さんを他で見つけるのは、正直かなり難しいのではないでしょうか？