ええ職人ドットコム

武石徹の施工例

簡易な作業も手抜きなし!


取材させていただいたのは、東京都小平市の武石 徹(たけいし・とおる)さん。父親の会社から独立したばかりの、若き塗装職人です。
外装・内装、さらには机やテーブル、棚などの家具にいたるまで、どんなものでも塗装するペンキ屋さんですが、武石さんは、特に内壁や建具まわり、天井まわりなどの内装を得意としています。
内装は、傷や汚れなどが目に付きやすいので、より丁寧な作業を要求されますが、それが性に合っているんだとか。
塗装の方法には、刷毛、ローラー、吹き付けなどがありますが、今回は刷毛とローラーによる塗装を見させていただきました。


用意していただいたのは、武石さんのご自宅にあった小ぶりなテーブル。
塗料などの乗りがよくなるよう、すでに表面をペーパーがけしてありました。
武石さんは、まず粗め(#100程度)のサンディングペーパー(紙やすり)をかけ、その後、目の細かい(#180程度)でもう一度サンディング。
腕の立つペンキ屋さんは、口を揃えて「塗装は下地作りが大切」といいますが、武石さんも塗装前の作業の重要性を理解していることが理解できました。


つぎは、塗料の密着性を高めるプライマー(下塗剤)を塗る作業。
ここで使用しているのは、幅広い素材に対応する1液性のタイプです。
刷毛を使って手際よく、かつ丁寧に作業を進める武石さん。
正直に言って、独立したばかりの武石さんの腕がどれほどのものか、実際の塗装作業を見るまで判断がつきませんでしたが、この刷毛さばきを見て安心&納得できました。
1回目の下塗りが乾いたら、もう1回下塗りして、塗装の準備が完了です。


使う塗料はウレタン系の「カンペ/1液性MレタンHG」。
水に強く、耐候性も高いので、机や棚などの家具から内装によく使われる塗料です。
色は各色あり、カラーチャートの番号から注文することも可能ですが、ペンキ屋さんなら自分で色を作るのがあたりまえ。
その技術と難しさは、次回、外壁塗装の様子を紹介するときにも触れたいと思います。
ちなみに今回は黒をベースに、少量の白を混ぜたグレーで塗ることにしました。
色使いのセンス、さすがです。


刷毛とローラーを使って、手際よく塗装を進める武石さん。
ローラーでは塗りにくい細かい部分や、あとで塗装するのが困難な裏側を刷毛で塗装し、それからローラーで塗っていきます。
この程度の大きさなら、刷毛塗りで問題なく、むしろ刷毛のほうが塗装の跡が残りにくいのですが、ローラー作業も見たいというこちらのリクエストに応えてくれました。
ローラーには長毛、中毛、短毛と、3種類ありますが、ここではローラー跡が残りにくい短毛を使用しています。


塗料が乾いたら2度目の塗装。
耐久性が高まるのはもちろん、気になるローラー跡も少なくなるそうです。
武石さんは、塗料の乗りがよくなるよう、サンディングペーパーの裏側で塗装面をなでるように軽くこすります。
それから1回目と同じく、刷毛とローラーを使って塗装。
まるで新品のように生まれ変わりました。
武石さんは、こうした小さなテーブルや机、棚などの家具のリフォームでも、気軽に相談できる職人さんです。
ぜひ一度、問い合わせてみてください。


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