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大工  北澤久之の施工例

施工例写真1
神奈川県海老名市の大工、北澤久之さんが依頼を受けた工事は、外壁と雨戸・戸袋、そして軒天の修理です。現場は茅ヶ崎市のMさん宅。取材に訪れたのは工事開始から5日目で、すでに外壁と雨戸・戸袋の修理が済み、あとは塗装を残すのみでした。
施工中の写真を拝見すると、外壁の下部と雨戸・戸袋が腐っていることが分かります。聞けばこの建物、築50年以上経っているんだとか。外壁は、今ではほとんど見られなくなった「南京下見」という下見板張り。外壁をすべて作り変えるのもひとつの考え方ですが、予算を抑えたいという施主の希望に応じ、傷んだ部分だけを修理します。対応力のある大工さんだからこそ、請け負える工事です。
施工例写真2
北澤さんがお仕事をするエリアは、主に車で1〜2時間の範囲。ときには都内など、さらに遠い現場にも行くことがあるそうです。現場を拝見すると、決して広くはないスペースに作業台が設置してあり、道具類が整然と並べられていました。
北澤さんは高祖父の代から続く北澤工務店の4代目。大工歴40年以上のベテランとあって、手道具には強いこだわりがあるようです。見せていただいたのは、何本ものノミと、数種類のカンナ。ノミは10本以上を作業内容ごとにセットにしてあります。カンナも、作業に応じて替刃式のものから銘品までを使い分け、素早く、綺麗に仕上げられるように心がけているとのこと。ベテランらしさが垣間見えます。
施工例写真3
雨戸・戸袋については、一筋敷居(雨戸のレール)が傷んでいたので新たに作り直しています。戸袋の中まで通すことで、スムーズに開閉できるようになりました。雨戸の枠も傷みが激しく、下枠の下に材を張って一筋敷居から外れないようにしてあります。さらに一筋敷居の下には水切りが取り付けられており、ていねいな仕事ぶりが光ります。
戸袋内部は、内壁がむき出しになっていたので、トタン板を張って防水性を確保。雨戸、および戸袋のパネルは合板で新たに作り直しています。一部の補修なので、「まるで新築のよう」とはいきませんが、機能を十二分に果たす雨戸・戸袋に生まれ変わっています。
施工例写真4
窓も、かなりボロボロの状態。窓枠や桟を現場で作ります。右下の写真は、これから作業をする場所で、左上の写真は作業が終わった場所。
ここでは外壁と雨戸・戸袋の工事を、つぎの記事で軒天の工事を紹介しますが、作業の丁寧さに納得した施主から、さらにトイレのリフォーム工事を依頼されたとのこと。隣接する母屋で暮らしていたところ、こちらの建物が北澤さんの工事によって住める家になってきたので、より快適に暮らせる環境にしたいと考えたようです。仕事ぶりを見た施主から追加の依頼がくるのは、大工さんとしても嬉しいことでしょう。
施工例写真5
外壁は、前述した「南京下見」という下見板張り。実はこの南京下見に使われる下見板は、断面下部がわずかに幅広になっている特殊な材で、今ではなかなか手に入りません。「数枚なら自分で作れるけど、ウチは長年大工をやっているおかげで、こうした材を扱っている材木店も知っているんだよ」と北澤さん。経験の豊富さは、対応力の高さにつながります。
使える下見板は残し、傷みのひどい部分を新しい下見板に張り替えてあります。塗装されていないところが、張り替えた部分。正確な仕上がりは、見れば分かりますよね!
施工例写真6
中2日の作業ののち、再度現場を訪れました。外壁にも、雨戸・戸袋にも塗装が施され、綺麗に仕上がっています。塗料は、施主がほかの場所の塗装に使っていた水性塗料を使用。本来であれば、材に染み込むステイン系の塗料のほうが綺麗に、かつ、おしゃれに仕上がるのですが、ほかの部分と色や質感を合わせるには最善の方法です。
この塗装も、北澤さんの手によるもの。「塗装専門の業者ほど上手くないけどね」と北澤さんは謙遜しますが、いい加減な作業でないことは、仕上がりを見れば分かります。つぎの記事では、同じ現場での、軒天工事を紹介しますので、そちらも併せてご覧ください。

◆ その他の施工例を見る!

神奈川県茅ヶ崎市

外壁と雨戸・戸袋の補修
神奈川県茅ヶ崎市

軒天の補修
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和室から洋室へのリフォーム

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