ええ職人ドットコム

松本哲範の施工例

ソーラーパネルで発電した電力を、夏はエアコン、冬は床暖にフル活用!


富山県小矢部市に拠点を構え、県内を縦横無尽に駈けまわる大工の松本さん。

今日は黒部市で、太陽光発電と合わせて、一日で施工された床暖房用フローリングへの張替えの様子を取材しました。

写真は、左からスタッフの田中さん、代表の松本さん。

右の御三方は、主としてソーラーパネルを施工される電気工事の職人さん達。

皆さん、とても朗らかで友好的な職人さんばかりです。


床暖房のフローリング施工ではまず、下地のコンパネに墨付けをして、床暖房シートの配置と、それに呼応したフローリングの割り付けを決めることから始めます。

部屋の大きさに対して必要とされる床暖房シートの数は決まっていて、おおよそ床面積の70%程度ですが、家具などを置かない場所に集中的に配置することによって、それらをより効率的に稼働させることができます。

床暖房シートの厚さはわずか1ミリ未満。

配線は下地のコンパネに切り込みを入れて、その部分に埋設します。


正確に寸法を測り、寸分の狂いなくフローリング材をカットします。

寸は3センチ、分は3ミリ。

許される誤差は1ミリの半分、500ミクロンというところでしょうか。

採寸とカットは大工の松本さんが行います。

今日は用意された材料に余分がなく、切り損ねたらたいへんです。


切り出されたフローリング材は、松本さんから田中さんの手に委ねられます。

田中さんもまた富山生粋の大工さんです。

余談になりますが、富山県は持ち家比率でも一軒当りの床面積でも全国トップの御土地柄で、男子はまず家を建てないことには一人前として認めてもらえないとか…。

田中さんもこれまでに、大工として数えきれないほどの家を建ててこられたことでしょう。

さて、受け渡されたフローリングですが…

床暖房シートの部分は避け、木部同士が接する部分にのみ床暖房用のボンドを塗布します。

さすがにベテランの大工さん!

何気ない動作にも無駄がなく、中盤の作業は淡々と進みます。



端部の施工には少し神経を遣います。

フローリングの張替えでは“逃げる”ところがないので、1ミリも切り過ぎれば美観を大きく損ねてしまいます。

(新張りでしたら、後で巾木を取り付けるので、巾木の厚みの分は短めに切っても隠してしまえます。)

許容される誤差は1ミリ未満。

ぴったりカットされたフローリング材を“当て木”で少しずつ叩き込んでいきます。


フローリングの張替え、最後の1〜2枚はさらに繊細な作業になります。

小さな出っ張りも、予めノミで削り取っておきます。

一見、長方形に見える部屋でも、たいていはバチッていたり(菱型や台形になっていたり)、中間辺りが膨らんでいたりするものなので、採寸はより緻密さが必要になります。

大工の松本さんは、メジャーや差し金に加えて、フローリングの端材を使った特殊な採寸方法でクセを正確に読み取り、最後のカットの準備をします。



最後の1枚はフローリングの縁(へり)を若干斜めにカットします。

寸法が正確なことは勿論ですが、斜めにカットすることで壁際の1枚をきっちり落とし込むことができるのです。

ご覧のように(右写真)最後の1枚も見事に収めることができました。

1ミリどころか、隙間はまったくありません。

大工さんの仕事では比較的ポピュラーなフローリング張替えですが、こういうところで“腕の良し悪し”がわかります。

コーキングで補修する箇所などまったく見当たりませんでした。


たった1日での施工というのにも驚きますが、今日はそれでも余裕をもって終わりました。

非常に美しいツヤがあり、夕暮れ前の窓や照明を写し込んでいます。

本日使用された床材は、松本さんも太鼓判の東洋テックス株式会社(TOYOTEX)のフローリング。

松本さんご自身、ご自宅のフローリング張替えにも使用されました。


富山県小矢部市から県内ならどこへでも。

床暖房やフローリング張替えに限らず、富山の大工工事ならこの男、松本建築の松本哲範さんにご相談ください!



取材撮影;加納一正


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