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こんにちは。
名古屋市の塗装工事店・夢色企画の江頭と中野です。
本日からの数日間、カラーベストの塗り替え（屋根塗装）について、当店なりのこだわりも含めて解説していきたいと思います。
左手にいるのが塗装職人の江頭、右手が塗装職人兼代表の中野です。
季節は盛夏。
名古屋は比較的温暖な気候ですので、ほぼ年中屋根の塗装が可能ですが、洗浄後の素地（屋根材）の乾燥や、工程間の塗り重ね乾燥時間も早く、塗装工事をするにはもってこいの季節です。
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屋根塗装に続いて外壁も塗装しますので、建物全体に足場を掛けていますが、高圧洗浄の際に汚れが飛散しないように、軒から１ｍ程度上までは飛散防止ネットを立ち上げておきます。
「工事をしてからお隣りとの仲が悪くなった。」
そんなことにならないように、やるべきことはしっかりとやります。
下の写真は屋根のてっぺん・棟（むね）板金のところから大屋根の両側を撮影したものです。
棟（むね）の板金を境に、右手が南面・左手が北面となりますが、同じ家の屋根でも汚れ方がずいぶんと違います。 |
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南面の屋根で、黒く見えるのは主としてカビです。
風で運ばれてきた土埃が少しずつ堆積し、それが栄養源となってカビが繁殖します。
（私見ですが）そもそもカラーベストは、屋根材としてあまり優れたものではありません。
・汚れが付きやすい
・短いサイクルで塗り替えが必要
・反りやすい
・割れやすい
・断熱性が乏しい
・遮音性が乏しい
日本瓦などより、建築コストを抑えられるのが普及した理由でしょうが、１０年を過ぎると急速に劣化が進みますので、きちんとメンテナンスをしていきましょう。 |
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北面はさらに酷い状態です。
冬場はほとんど直射日光が当たらず、ずっとジメジメした状態が続くので、屋根全体に苔が生えています。
苔もまたカビと同様、そもそもの始まりは土埃からではないかと考えられます。
（この辺りは河原も近く、名古屋市中心部と比べて土埃も多いようです。） |
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下屋（げや）など、日が当たらないところには、大屋根の北側と同様に苔が繁茂しています。
これらの菌類や苔類は、放置しておくと屋根の素地まで根を張っていくので、早々に除去する必要があります。
名古屋市近郊は比較的気候も温暖ですが、北面や下屋の日の当たらない部分が一番最初に傷んできますので、そういう条件の悪い箇所をマメに点検しておくと良いでしょう。 |
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塗装職人の江頭が高圧洗浄を始めました。
洗浄機の威力は抜群で、苔・カビともども、文字通り根こそぎ吹っ飛ばしてしまいます。
稀に洗浄機を用いず、手洗いやケレンで済ましてしまう業者もいるようですが、表面がザラザラしているカラーベストの汚れを取るのに、これ以上の道具はありません。
ちなみに当社では、洗浄ノズルに最新のトルネードガンを導入しました。
水道水を高圧で、さらに回転させながら放出するので、一定の角度からでは取れくい付着物も容易に除去することができます。
実のところ、屋根塗装（カラーベスト塗り替え）で一番大切なのはこの工程。
夢色企画では汚れを徹底的に取り除きます。
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高圧洗浄機はＳＥＩＷＡの１５０気圧防音タイプ。
バケツにプールした水を吸い込み、加圧してトルネードガンへと送ります。
さて、１５０気圧とはいったいどれくらいの水圧でしょうか？
この距離で手のひらを差し出せば、間違いなく皮膚が破けて出血してしまいます。
１５０気圧の洗浄機なら、汚れ・苔・カビはもとより、劣化した塗膜まできれいに剥がすことができます。
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…翌日。
乾燥後の写真です。
カビはもちろん、劣化して密着の悪くなった塗膜まできれいに洗い流しました。
屋根塗装（カラーベスト塗り替え）ではここまでやり切ることが何よりも肝心。
実際、われわれ塗装職人が望んでいるのは、きっちりした仕事をさせてもらうこと。
「予算がなくても、いい加減な仕事はやりたくない。」
自分自身が納得できる仕事をして、尚且つお客様に喜んでもらってこそ、塗装職人のプライドも満たされるというものです。
撮影；加納一正 コメント；中野克仁（夢色企画） |
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