HOME
guid
faq
shokunin
shimei

プロフィール
施工例
お客様の声
職人を指名

建具屋  市野政光の施工例

施工例写真1
三重県鈴鹿市にある、市野建具店の市野政光社長は、注文を受けている、別注の木製扉の製作を始めました。

今回の別注扉の特徴は、扉の表面の木の間隔がランダムになるという、少し変わった注文です。

まず、扉の骨格を形成する材料を集めるために、夫々のパーツの製作を始めました。

市野社長は、モルダーで木の加工を始めました。モルダーは、材料の4面削りが、一挙にできる優れものです。
施工例写真2
市野社長は、モルダーを操作していきますが、コンピューターが内臓されています。

市野社長は、CADを使いこなして組子や建具の図面を仕上げているので、モルダーの操作などは、簡単なようです。

モルダーの持つ特徴を最大限に生かすために、これまで随分と苦労されたと思われます。
施工例写真3
市野社長は、次に工場内のケイシャ盤の機械の所に行って、パーツの木を削っていきます。

工場内の機械設備は、その効用を良く理解しておかないと、無駄な動きをしがちですし、効果を半減させてしまいます。

そのあたりの動きは、慣れたもので、長年の経験から、素早く対応してやっていきます。
施工例写真4
次に、市野社長は、材料の木を持って、角ノミ穴堀り機の所へ行って、角穴を開けていきました。

角穴は、「枘(ほぞ)」を作る際に、不可欠な機械です。

市野社長は、角穴を開けるのに。レバーを引いて、上手く手加減をして穴を開けていきました。
施工例写真5
市野建具店の工場内の中央に作業台が置いてあります。

市野社長が一番、目の届く場所に作業台を配置したと思われます。

その作業台に、別注木製扉の枠の材料を持って来て、その先端部分を、カンナで削っていきます。

注意深く、でもしっかりと、カンナをかけていきました。
施工例写真6
その作業台の大きい溝の部分に、驚くべき収納場所が確保されていました。

一本の太めの長い木に、色々な大きさの溝が彫られており、その溝に色々な大きさのノミが収納されておりました。

色々な業種の職人さんは、自分達の用具などを、独特な方法で収納していたり、活用しています。

そのちょっとした工夫に、私は、大変驚かされたり、感嘆されたりします。

特に建具関係の職人さんには、工夫されたり、器用な方が多いように思います。
施工例写真7
市野社長は、その作業台の上に、斜めに大きな木を渡して、その上に、今回の別注木製扉の色々なパーツの木々を置いて、私に作業手順などを、教えてくれました。

今回の別注木製扉の特徴は、扉の表板に、幅がランダムな木々を使用するのです。

以前にもどこかの建具職人さんで、そのような扉の注文を受けたと言っていた事を思い出しました。

熱く語る市野社長の情熱は、大変なもので、大いに感嘆させられました。
施工例写真8
市野社長は、別注木製扉の色々なパーツの木々を持って、各パーツの役目などを、詳しく教えていただきました。

図面はCADで打ち出しており、その図面に基づいて、各パーツを製作し、組み合わせて、完成させていくのですが、その工程で、色々な工場内の設備機械を臨機応変に使用していきます。
施工例写真9
市野社長は、次に超仕上げ盤の機械の所に行って、別注木製扉のパーツの木を超仕上げ盤に入れて削っていきます。

超仕上げ盤と言う機械は、大きなカンナと考えてもらって結構だと思います。

市野社長は、超仕上げ盤に、どれくらいの厚みをカットすれば良いかを、設定して、パーツの木を入れていきました。
施工例写真10
入れたパーツの木から機械の中で削られて、外に薄い木片として出てきました。

その薄さといったら大変なもので、手に取ってみて、向うがはっきり見える状態の薄さに削られていました。

また、削られた木の表面をしっかりチェックしていきます。市野社長のチェックする目つきは、真剣そのものです。
施工例写真11
市野社長は、超仕上げ盤に入れて出てきた木を持って、斜め上の方向へ、上げて、下からじっくりチェックしていきます。

建具屋さんが、このようなポーズを取られる職人さんは、初めてだったので、大変興味がわきました。

市野社長に尋ねると、市野建具店にパーツとして納入された時点で、その木が切断された跡が必ず付いているので、その跡を出来るだけ無くすために、0、1ミリ程度の薄さで、何回もこの機械に通すとの事でした。

0、1ミリと言えば、1ミリの十分の一であり、大変薄いことが、判っていただけると思います。

出てきた木板を触らせていただきましたが、木の表面は、ツルツルで、大変感激いたしました。

施工例写真12
市野社長は、別のパーツの木を持って、プレーナー小の機械の所に行って、パーツの木を機械に入れていきました。

プレーナー小に入れた木は、回転式のローラーに押し出されて、同時に表面を削っていきます。

その表面も大変綺麗に削られて出てきました。
施工例写真13
市野建具店の市野社長は、三重県鈴鹿市加佐登3丁目に工場を構えています。自宅もすぐ傍にあります。

市野社長は、ラジアルソーと言う機械の場所に行って、パーツの木を加工していきます。

CADで建具のデザインを作製し、図面を作り上げます。市野社長が一人でその作業をする事に驚いたり、工場内の設備機械の優秀さにも、感嘆の声を上げたりしました。

これまで色々な建具展示会で表彰状を獲得しており、同業の建具屋さんからの信頼も厚く、同時に複雑な組子を入れた建具を市野建具さんに注文されています。

忙しいから同業者さんに製作を依頼する事は、よく聞きますが、難しい、複雑な依頼で注文を受けて、それを市野建具店に依頼したり、注文する事は、いかに市野建具店さんが、技術のレベルが高いという事です。

これから工場内の優秀な設備機械の色々をご紹介したいと思います。

◆ その他の施工例を見る!

三重県鈴鹿市

市野建具店の工場内を紹介する
三重県鈴鹿市

別注木製扉を製作する
三重県鈴鹿市

市野建具店の工場設備のご紹介NO 1
三重県鈴鹿市

市野建具店の工場設備のご紹介NO 2
三重県鈴鹿市

建具の完成品の紹介NO 1
三重県鈴鹿市

建具の完成品の紹介NO 2
三重県松阪市

明日、松阪市のお客様へ納入する別注扉の製作
三重県鈴鹿市

色々な木製建具扉のご紹介
三重県鈴鹿市

市野社長の奥さんが障子の貼り替えを行う
三重県四日市市

神社の沢山の常夜燈の窓枠を製作する
三重県鈴鹿市

CADにて組子建具の図面を打ち出す
三重県鈴鹿市

凝った木製扉のご紹介
三重県鈴鹿市

居酒屋さんの玄関扉の製作
三重県鈴鹿市

三重県建具協同組合のCAD講習会
三重県鈴鹿市

工場内に新規のCADシステムを設置する
三重県鈴鹿市

モデルハウスに色々な別注建具を納める
三重県鈴鹿市

工場の屋根も含めて外壁塗装を施工する
三重県鈴鹿市

茶室の別注雨戸を製作する
三重県鈴鹿市

老人ホーム向けの材料の運び入れ
三重県鈴鹿市

茶室の棚や庭園の柵を作る
三重県鈴鹿市

第40回建具フェアーの出展作品を製作する
三重県鈴鹿市

滋賀県のお客様のリフォームで扉建具の製作
三重県鈴鹿市

お寺の折れ戸の製作に邁進する
三重県鈴鹿市

第40回三重県建具フェアー開催
三重県鈴鹿市

第40回三重県建具フェアーにて六角形茶室が作られる
三重県鈴鹿市

第40回三重県建具フェアーにて、第1位(三重県知事賞)を獲得
三重県鈴鹿市

第40回三重県建具フェアーの出展作品集NO1
三重県鈴鹿市

第40回三重県建具フェアーの出展作品集NO2
三重県鈴鹿市

第53回全国建具展示会愛知大会出展のための準備
名古屋市熱田区・名古屋国際会議場

第53回全国建具展示会に出展する
三重県鈴鹿市

東京オフィスの仕事で建具組子の体験をするN子様
京都市伏見区

個人住宅のリノベーションで建具の採寸を行う
三重県鈴鹿市

社長の奥さんが、職人として、障子の貼り替えを行う
三重県鈴鹿市

種類が色々なフラッシュドアの製作に励み、、完成を目指す。
京都市伏見区

フラッシュドアのはめ込み工事
中国

お盆休みに妻の故郷の中国へ帰る!
三重県鈴鹿市

鈴鹿市役所内に組子建具の展示を行う
京都市伏見区

フラッシュドアのはめ込み工事の完成NO1
京都市伏見区

フラッシュドアのはめ込み工事の完成NO2
三重県鈴鹿市

お客様の書かれた絵を基に、物入れの扉を完成させる
三重県鈴鹿市

お客様が書かれた絵を基に物入れの扉を完成させる
三重県鈴鹿市

近日納入予定の建具を製作する
京都市中京区

大きなマンションの建具扉の採寸をする

この職人さんと直接お話しできます。お電話の場合は0120-292-801、メールの場合はクリック
  1. > HOME
  2. > 住所から探す
  3. > 周辺の職人紹介
  4. > 工事から探す
  5. > 建具屋さんの職人紹介
  6. > 市野政光の職人紹介
  7. > 市野政光の施工例

このページのトップに戻る