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鍵・かぎ屋  吉野光裕の施工例

施工例写真1
今回は京都の鍵屋さん「ロジャーロックサービス」吉野さんの、京都東山・三昧庵さんでの電磁錠(電気錠)新設施工を取材して参りました。

電磁錠(マグネットロック)の取り付け工事は工程が複雑だそうで、吉野さんと同じく防犯設備士の元木さんも応援に駆けつけました。

お二人は下見・御見積の段階で大まかなイメージは完成済みだそうですが、工事当日もお互いの作業確認を確実に行っています。

ここ三昧庵さんは町家ホテルとして旅行者を迎える宿泊施設ですが、通常のシリンダーキーに不便を感じていたオーナーさん・スタッフさんの御要望で電磁ロックの新設となりました。
壁・柱と穴あけも伴うので施主様にも工事内容の説明を徹底致します。
施工例写真2
オープン間もないホテルでの電磁ロック新設取り付け工事なので、緊張もあるのでは?と尋ねると、新しい建物は建材がしっかりしているので工事がし易く、古い建物では表面に目立たない柱の中や壁裏が弱くなっている事があるので逆に気を使うとの事!!

これまでの数々の錠取り付け・鍵取り替え経験があってこその吉野さんの言葉に説得力を感じました。

工事前の養生も念入りに確実にされ、工事に必要な道具もご覧のとおり整理整頓した状態で用意されます。

そうそう!吉野さんは新たに「日栄電業」も設立され、最近は電気工事も請け負っており乗りに乗ってる鍵前屋さん/電気屋さんでもあります。
さて、本題に話しを戻しましょう。
施工例写真3
壁に穴を開けるので壁裏に通っている柱や電気配線の存在を確かめ、それらに大きなダメージを与えないよう、下地センサーという測定器を用いて壁裏の柱位置を確認します。

上写真は窓枠を支えている柱を感知したところ。
機器を水平に滑らして計測することで柱の太さも計測する事ができるので、壁裏の様子が目視できない場面で有効な道具です。

ただしお二人共がこういった電気配線が伴う電気ロックの工事経験が豊富なので、建物の構造を見ればおおよその検討はつくそうで、この日も「此処と此処!」と予測した場所にピッタリと柱が通っていました。

壁裏の構造を把握してから電磁錠各パーツの取り付け位置を最終決定しました。
施工例写真4
いよいよ壁の切削工事開始。
先ずは室内側の施錠解錠スイッチ取り付け用の穴あけです。

電磁ロックには電気配線が必要であり、屋外に設置される施錠解錠用の非接触カードリーダー・電磁ロック本体・制御盤とも電線で繋げなければなりませんが、
ここには電気配線を引き込むためのスペース確保と、柱部分の強度保持を両立せねばなりません!そのため必要最小限の約40mm穴としました。

更にジョイントを繋げながら奥行き約40cmまで切削となりました。

既存の電気スイッチが外されているのは、既に配線された電線から電磁ロック用の電力を分電するためと、下写真のように切削作業で既存の電線を傷つけないようにサポートするためです。
施工例写真5
次に電磁ロック本体を扉枠に埋め込む工程に移ります。
こちらは繊細な施工作業が求められ、特に電磁ロックを収めるホルダー位置は慎重に決定しなければなりません。

何故なら電磁ロックは電気磁石にプレートを吸着させて強力な鍵となりますが、その吸着面のズレは+/-2mm程度の許容範囲しかないからです。

木枠引き戸は構造上、戸車・レール双方に極僅かな振れ余裕を持たせてあるので、その引き戸の振れ幅を考慮して位置決めしなければ、電気錠本来の性能を発揮できない事も!

木枠引き戸に吸着プレートを仮止めして、戸の振れを眼で確認しながらホルダー設置位置をが決められました。

先ずは小さめのホルソーで下穴が開けられます。
ここも電気配線が必要なので単に溝を掘るのではなく、柱を貫通させるそうです。
施工例写真6
先程の説明どおり、下穴といえども慎重な作業になるので、此処では更にしっかりと寸法が測られてから中心線もケガキされました。

寸法出しが決まると埋め込まれるホルダー幅よりも小さい経のホルソーで、ケガキ線の内側に穴あけ加工がされます。

その後、ノミとハンマーを用いて丁寧に切削しますが、この際、壁や柱等の状態を見極めながら力加減をコントロールした作業が求められます。

特に此方の建物は外壁がモルタル吹付け塗装なので、力任せにハンマーでノミを入れていくとモルタル塗装に亀裂や欠けが生じるリスクが在るのだそうです。

いきなりサンダーで削らないのも、吉野さん・元木さんの心配りがが現れている場面です。
サンダーは加工が早く楽なのは当然ですが、非常に細かい削りクズが舞い散るので、既に営業中のホテルに配慮しての事!
最終仕上げの面取り段階でのみベルトサンダーが用いられました。

工事時間短縮はプロに求められる重要事項ですが、それは数多くある要素のうちの一つでもあると云え、現場と工事内容に合わせた的確な状況判断の結果、あえて手間暇の掛かる作業を選ぶのもプロの良心と技であるとお二人は云います。
施工例写真7
戸柱に電磁ロックホルダーが埋め込まれた後、電気配線を終えた電磁ロック本体がセットされます。

電磁ロックは強力な電磁石の吸着力を利用した鍵であるのは御存知のとおりが、鍵屋さんなら誰でもが施工工事を出来る鍵前ではありません。

それは必ず配電工事が伴うので電気工事士の資格が絶対に必要だからです。

なので鍵屋さんと電気屋さんが一緒に工事を担う事も在るようですが、自らが資格を持つことで人件費アドバンテージと、意思疎通の手間を省いたり、工事ミスの所在も明確に出来るメリットがあると云います。

ロジャーロックサービスはロックマンジャパンの認定工事店として、正規品取扱い店であるのはもちろん、信頼して電磁ロック(電気ロック)取り付け工事が任せられる鍵屋さんです。
施工例写真8
作業が前後しますが電磁ロック使用には制御装置も必要となりますので、電磁錠専用制御盤が新設されました。

お見積りの段階で天井裏のチェックも済ませてあるので、工事当日はスムーズな工事進行がなされます。

この制御盤は5台までの電磁ロック制御に加え、火災報知機連動や年間スケジュールタイマー、警報アラーム装置などと接続することでトータルセキュリティの構築が図れ、遅延タイマー設定をすれば扉の開放も知らせる等、多機能な優れものです。

小規模ホテル施設等にはもちろん、一般住宅にも取り付け可能で既に多くの施工運用実績があり信頼実績も抜群とのこと。
施工例写真9
此方は非接触カードリーダー取り付け施工の様子。

この機器は屋外に設置しカードキー(非接触式)を認識させる為の物です。

壁に配線引き込み用の穴を開けて電気配線を施した後、ケースに収められてから、ネジで確実に固定設置されました。
窓枠の直ぐ下に位置するので、もちろん下地センサーでの測定後に枠や柱を避けて穴あけがされたのは言うまでもありません。

この機器の特徴としては1000枚のカード登録、更に暗証番号登録もできるので、カードと暗証番号を兼用した二重のロックセキュリティが完成し、一段と高かい防犯対策が期待できます。

余談ですが万が一この機器が破壊されても制御リレーが分離設計・設置されているので、鍵を開けることはできないとの事で、かなり強靭な防犯設備になるのは間違いないようです
施工例写真10
電磁ロックは一般的なサムターン式ロック等のように、金属等が噛み合わさってロック機構になるのではなく、磁石と金属プレートが吸着力200キログラムの強力な力で引っ付き合い、戸を全く動かなくしてしまいます。

その機構上、特に写真から受ける印象は頼りなさ気に感じるかも知れませんが、本当にガッチガチに施錠されます。

今回は引き戸なので専用ブラケットに吸着プレートを取り付け設置されますが、
専用ブラケットは分厚いステンレス性のL型ブラケットですが、ご覧の状態で設置されるため、肌や衣類等の引っ掛け対策としてプレートの角を丸める処理が施されました。

言わなければ分からないであろう地味な処理ですが、長年の経験からの配慮としてこの一手間を惜しみません。
施工例写真11
電気配線工事は私が想像した以上に複雑なものでした。

当然の事ながら、施錠スイッチ・電磁ロック本体・カードキーライター・制御盤の各パーツ機器を正確に配線しなければ機能しないので、配線図を確認しながら一本一本の電線をリレーやカプラーに配線していきます。

写真で観てもわかるかと思いますが、基板から伸びる一本一本に何かしらの役割が在るわけで、それを全て結線するのは大変な作業でした。

きっと多機能がゆえの複雑な配線なのでしょうね?
施工例写真12
今回は電気工事を吉野さんが主に、電磁ロック取り付加工を元木さんが主に担当され、二人の役割分担に沿って黙々と進められましたが、それでも朝9:30朝から夕方16:30まと一日仕事。

ちなみに工事で触る場所はブレーカーを落として停電させています。

初夏の晴空というのもあり外光が射す場所は夕方も作業に必要な明るさを保っていましたが、さすがに停電させた部屋は暗いので補助灯を点けての工事となりました。

季節が違えば早々に灯りが必要だった事でしょう!

電磁錠の新設工事に慣れている鍵屋さんでも、大変な工事であるのが御想像頂けるのではないでしょうか?
施工例写真13
全ての電磁錠ユニットが設置されていよいよ動作確認です。

一番上の写真が専用制御盤で電磁錠システムの中枢となります。
一度設定が済めば日常で触る事はなく、また素人が設定できるものでもないので、目立たない場所に設置されました。

写真中央は室内の施錠解錠スイッチと扉に設置された電磁ロック(但し見えているのはL型プレート部)、ガラス越しにカードリーダーライターとなります。
赤丸で囲んでいるのがそれら各ユニットです。

写真下段はスイッチを押して各種動作の確認をする吉野さん。
単に施錠解錠だけでなく開けっ放しのアラームや作動状態を知らせるLED点灯等、多項目のチェックをされています。

この写真は戸が開いているので柱に埋め込まれた電磁ロックの本体が見えており、形状が分かりやすいのでは。
※黒い柱から右側が屋外、左側が室内となってます
施工例写真14
全ての動作確認が終了して本日の電磁ロック(電気ロック)新規取り付け工事が終了致しました。

この後、掃除等の後片付け、天井裏やブレーカー等の復旧をして、オーナーさんに工事完了の確認をしていただきます。

正式工事名は「電磁ロックの新規取り付け及び隠ぺい施工工事」となります。

今回は約2年ぶりに取材をさせていただきましたが「ロジャーロックサービス」吉野さんは、京都だけでなく大阪・兵庫はもちろん、金沢・和歌山等の遠隔地での鍵工事でマンションまるごと一棟のセキュリティ対策工事も受注されるなど大変忙しくされているとの事でした。

特殊錠とも云える電磁ロック施工でも、経験を積まれ着実に実績を伸ばしてこられているのが伺える吉野さん。
電磁ロックなど特殊錠のことならお任せ下さいとの事でした。

※文中に「電磁ロック・電気ロック・電磁錠」が登場しますが、一般ユーザーでは「電気錠」と呼ばれる事も多いそうなので取り混ぜております。
実際の電磁錠と電気錠は別の機構とされておりますので、混乱を招きましたら申し訳ございません。

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