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左官屋  高田裕二の施工例

施工例写真1
今回は左官職人・高田裕二さんの御仕事をご紹介致します。
工事内容は京都市南区久世で一般住宅のガレージコンクリート舗装工事(土間コンクリート打設工事)で、未舗装のままだった駐車場に土間コンクリート打ちを行ない機能性と美観を高めます。

先ずは表面の土砂を取り除いて整地の後、基礎砕石を敷き詰め、更にワイヤーメッシュも敷かれていきます。

そしてワイヤーメッシュの下には空間を確保するためコンクリートサイコロが置かれていました。

ワイヤーメッシュを地面に直接敷いたままだと、基礎砕石とコンクリートでワイヤーメッシュを挟むだけになるので、せっかくのヒビ割れ防止処置が無駄になってしまうそうです!

正しくは、コンクリートとワイヤーメッシュを一体構造化させるために、ワイヤーメッシュがコンクリートの厚みの中間に位置するように設置しなくてはなりません。

なのでその処置がされていない現場は要注意だそう。

施工例写真2
今回はミキサー車で搬送された生コン打ちなので、ブルーシートを敷いて工事現場前の道路を汚さないようにしています。
また停めてある車にも生コンが飛び散らないように養生シートで保護するなど、近隣への配慮もされていました。

準備が整ったところで生コンを積載したコンクリートミキサー車が到着。

写真から分かるように狭い道路スペースしかないので、車の往来を妨げないようにミキサー車に裏路地に入って停めてもらい、手押し一輪車で生コンを土間まで運びます!

今回の土間コンクリート打ちは駐車場の面積約10uに、コンクリート厚が約120o、容積1.25㎥との事。

生コン業者さんがJIS規格に則って生成したの生コンなので、配合表等が事細かく印刷された搬入書も収められ、安心できる生コンであるのがわかります。
施工例写真3
手押し一輪車に移した生コンをコンクリート駐車場となる土間に運んで行きますが、これがなかなか大変な作業。

写真を撮りながら二十数回までは数えていましたが・・・すいません、途中でわからなくなりました。

土間の奥、周囲から一杯ずつ流し込んでいきます。

生コン打設は工場出荷時から1.5時間〜2時間以内(25度以下の場合)での打ち込み完了が規定だそうです。

なので悠長にしている訳にもいかず結構なペースで往復しなければなりません。
施工例写真4
土間コンクリート打ちがされると次は生コン均らしの作業。

長靴のまま生コンの中に入っていき、土間の奥から手前にとコンクリート表面を水平に整えながら均しが進められました。

単純に表面を撫でるのではなく、高さはもちろんコンクリート量(密度)をコテから手に伝わる感覚で察知しながら、押したり混ぜたりの工程が加わっている繊細な作業なのだそう。

この生コン均しの善し悪しがこの後の押さえの工程にも影響する、云わばコンクリートガレージの仕上がり具合が決まってしまう重要な作業です。

それを念頭に踏まえながら、先程述べたように打設規定時間との戦いでもあるので手早く、しかも確実な仕事が求められます。
施工例写真5
ある程度の均しが進むとアルミ定規を用いて、広い範囲で水平を出していきます。
(但しこの現場は元々の基礎や水道等配管の関係で緩い傾斜が付いた地盤なので、その傾斜面に対しての平行です)

生コン量が多くて盛り上がっていればアルミ定規でその分を空いて、量が少なく窪んでいれば足すといった具合に全体のバランスを見極めながらの作業なのです。

左官職人歴20年超の経験を持つ高田さん・・・無駄のない正確で手早い生コン均しなのが仕事のリズムから伝わり、大袈裟に聞こえるかもしれませんが「生コン均しの所作」を見物させていただいているような気持ちになりました。

事実その手さばきは現場に来られていたベテラン建築大工さんが「流石だなぁ!」と自然に口にしてしまう程。
施工例写真6
一輪車で一杯目の生コンを流し込んでから、生コン均しが完了するまで約一時間で作業を終えましたので、JJIS規格の生コンクリート打設規定に照らしても十分に規定時間内。

この後、数時間の乾燥をして養生させるので、再びの作業は午後16:00からとなります。

一旦、現場を解散!
となる前に道路に敷いていたブルーシートを片付けて、こぼれた生コンを水で綺麗に洗い流します。

現場周辺の後片付け、復旧も大切な仕事の一つですね。
施工例写真7
集合時刻に再び現場へ・・・すると既に完成してるのでは!?と云うぐらい、コンクリートが綺麗に均らされているではありませんか!

伺ってみると集合時刻前にも生コン押さえを二回行ったそう!
天気と気温とコンクリートの状態を見ながらの処置である事はもちろん、コンクリート駐車場の表面仕上げが刷毛引き仕上げへと変更になり工程時間を繰り上げ対応されたそうです。

刷毛引き仕上げは、柔らかい刷毛でコンクリート表面をなぞって刷毛目を入れていく仕上げ方で、ここが玄関口までの通路も兼ねてる事を考慮し、つるりとした表面仕上げよりも刷毛引きコンクリート仕上げにより滑り止め効果を持たせたのです。

綺麗で丈夫なコンクリートガレージにするため、押さえの作業で平面性を確保しながらしっかりと点圧も加えた後、いよいよ最終仕上げの刷毛引きを行ないます。

写真から処理前と処理後の違いがよく分かるのではないでしょうか?刷毛目が入れられたコンクリート表面はザラッとした質感になり、まだ水分を含んでいるのですが光沢が消えています。

水道等の蓋の周りには小さな刷毛を使って、その周囲を描くように綺麗に刷毛目を入れていきます。
施工例写真8
左官職人高田裕二さんによるガレージの土間コンクリート舗装工事が終了しました。

冬場はコンクリートがじっくりと乾くので、丈夫で質の良いコンクリート駐車場の打設にはぴったりの季節なのだとか。(ただし水分を含んでいるため凍結には要注意なのだそうで、気象情報にもにしながらの工事をされるのだそう)

施主さんに足場の注意等を説明した後、今日の現場を撤収となりました。

高田さんは一級左官技能士の有資格職人であり、その確かな技術と信頼のおける人柄から、京都や滋賀、大阪等の近畿だけでなく、遠く長野県の現場からもお呼びが掛かる職人さんです。

砂利敷きからコンクリート敷きガレージへ改修されたいとか、土間のコンクリート補修等、高品質のコンクリート工事は是非お任せください。

お隣の奥様が御帰宅された時に「わぁ〜、めっちゃ綺麗にしてもろて〜!!」と言われていたのがとても印象的でした。

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