鉄骨・かじ屋　島田喜夫の施工例

台風６号が過ぎ去った１３日の朝一で、京都市下京区のお宅へ、忍び返し（ステンレス製）の取り付け工事を、島田鉄工所の島田社長が、するとの事で取材にお邪魔しました。

これまでお宅の中庭の屋根に設置されている、忍び返しと同じものを製作して欲しいとの要望で工場にて完成させました。

それを、勝手口の上の屋根に取り付けます。

島田社長は、トラックの荷台から、工場にて完成したステンレス製の忍び返しを丁寧に取り出し、施主様の勝手口まで持っていきました。

勝手口の前で、島田社長には、写真に納まってもらいました。

島田社長は、これまで設置されている中庭の塀へ、脚立で登り、既存の忍び返しが屋根の瓦のどの位置についているのか、メジャーにてしっかり測っています。

島田社長は、すぐ勝手口の上の屋根に脚立を使って登り、中庭の屋根で測った内容に合わせるように、目印をつけました。

同じ道路に中庭も勝手口も面しているため、同じように取り付けなければなりません。

島田社長は、工場にて製作・完成したステンレス製忍び返しを勝手口の屋根に持って上がりました。

忍び返しの屋根との位置を定めてから、右側の取り付け金具の位置をしっかりスミ入れします。

次に左側の取り付け金具の位置もスミ入れを完了させました。

島田社長は、右側のステンレス製の取り付け金具をスミ出しした箇所へ、ステンのビスを打ち込んでいきます。

工場で、製作していた際、島田社長が一番心配していた箇所です。

お隣（施主様の親戚）の電気の中継ボックスを上手く避けるかが、ポイントだったようです。上手くいきました。

今度は、左側にステンレス製の金具をスミ出しした壁面にステンのビスを打ち込みました。

その後、島田社長は、ステンレス製の忍び返しを左側から、ステンのボルトを使って仮止めをしていきました。

今度は、右側のステンの取り付け金具に、忍び返しの本体をステンのボルトを使って仮止めしました。

島田社長は、取り付け金具と忍び返し本体とのジョイントを一番心配していましたが、ピッタリと合ってホットした表情になりました。

仮止めした、左右の取り付け金具のステンのボルトを電動ドリルで先をボルト用にして締めつけていきました。

左右のステンの取り付け金具にしっかりとステンレス製の忍び返しが取り付けられました。

島田社長は、最後にステンレス製の取り付け金具や、忍び返しの本体に、手垢や、壁面のくずなどをふき取るべく、特殊な布で、綺麗に磨いていきました。

最後まで、丁寧にをモットーにしている島田社長の真骨頂が出ました。

完成した勝手口の屋根の上のステンレス製の忍び返しの前で、島田社長に写真に納まってもらいました。

普段は、強面の社長ですが、さすが会心の出来栄えなのか、気軽に笑ってもらえました。

施主様の奥様も、綺麗に仕上げてもらってうれしいですと、感謝されていました。

お客様に喜んで頂けることが、島田社長にとっても、一番の喜びでは、ないでしょうか。

今回、鉄ばかりではなく、ステンレスの製作・加工を取材させてもらって、改めて島田鉄工所の実力を認識した次第です。