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ふすま・表具屋  金市高幸の施工例

施工例写真1
京都市南区の襖(ふすま)・障子・網戸・畳の張替え専門店「金市屋」の職人・金市さんを御紹介致します。

先ず一番にお客様が最も気になる、襖(ふすま)張り替え料金は?
「襖一枚¥1500〜」と、驚きの低価格で御提供!!
この価格は全国展開を手掛ける金市屋の各店でも髄一の低価格を実現しております。

低価格すぎても心配は無用!
金市さんはこの業界に携わって16年のベテランですから、もちろん技術も確かな職人なので襖張り替えの仕上がりも抜群なのは云うまでもありません。

先ずは新しく張り替えする襖の大きさに合わせて襖紙を切り出します。

既に枠が外された襖に定規をあてがいカッターでの裁断作業。
この時は四枚の襖の両面を張り替える分なので8枚の襖紙が裁断されました。

施工例写真2
襖紙が用意できたら刷毛を用いて紙の裏面に水をむら無くたっぷりと塗っていきます。

充分に水を含ませる事がシワのない美しい襖に仕上げる事の第一歩ですが、但しそれは襖紙の質によって含ませ具合は変わるのは勿論のこと。

施工作業時の温度や湿度によって早く乾いてしまったり、逆に水分を含ませ過ぎて紙が伸びすぎてしまわないように注意が必要です。
施工例写真3
施工に適した程よい水分の含み具合になる時間を待つ間に種(糊)を用意します。

糊は使われる紙質によって数種類あるそうですが、この日は襖用和糊が用いられました。

平たいバットに約10枚分の種が作られます。

糊と水を混ぜあわせて硬さ(粘度)の調節をしていきますが、この時はマヨネーズの硬さより少し柔らかい感じをイメージしたとの事。

もちろん使われる紙質に合わせて行なうので、最後は霧吹きで水を吹きかけながら微調整がされる程に繊細さです。
施工例写真4
今回は上貼りと呼ばれる既存の襖紙の上から新しい襖紙を貼っていく施工法。

既存の襖紙の劣化・損傷度合いや、上から貼ると柄が浮き出てしまう場合には先に下地を貼ってから襖紙を貼る事もあるそうです。

部屋の間仕切りの襖なので両面に同じ柄の襖紙が張り替えされますが、襖にももちろん裏表があり、裏面から先に襖紙を張られて行きます。
※因みに押し入れ等の裏面には雲華紙(うんがし)を貼ります。

襖本体の縁の部分に糊を塗っていきますが、この時点でもいくつかの注意点が!

襖紙の柄が裾柄(下の部分に絵柄意匠が施されている物)の場合は、縁の下面を基準に張られていくので、襖本体を上下逆さまに置いて糊が塗られますが、正確には「塗る」より「置く」と云う表現に近い感じです。

糊の塗布が終わると新しい襖紙の湿り具合の確認をしながら、スポンジと霧吹きを用いて最適な状態にした後、いよいよ襖への貼り付けに以降。
施工例写真5
この襖は「本ふすま(和ふすま)」なので木枠がありますが、その枠を止める釘に注意しながら位置決めをして仮置きをします。

既存の襖紙の上から貼る場合は、古い襖紙の四隅にカッターで切り込みを入れて破れやシワの発生を防がなくてはいけないことも!
その判断は既存の紙質・状態からの事ですから、経験と技術があるプロの目が必要な場面です。

また枠を止める逆目釘と云う襖の縁専用の釘は、古くなってサビがあったりするとサビ色が滲み出してしまう事もあるので、必要に応じて交換しますが金市屋ではサービスとさせて頂いているとの事。

上記に加え、シワ・たるみ・位置ズレに気を配りながら紙の裾を縁に沿って折り込んで裏面の貼り付けが進められていきました。
施工例写真6
取材には知識の全く無い私が伺っているので、作業中にも様々な質問をぶつけます。

金市さんにしてみれば基本中の基本である事はもちろん、私の無意識のうちに専門知識の奥の深い部分まで質問してしまうこともしばしば。

それでも嫌な顔一つ見せず丁寧に受け答えをしてくれました。

その知識は半端な物ではなく、営業畑の現場で培った経験と職人としての経験から「お客様目線の話し・襖職人の話し・建具屋さんの話し・紙・紙すき屋さんの話し」などをわかり易く面白く説明していただき、その知識の蓄積量はとにかく凄い!の一言!
独立後間もなくから受注を増やしており順調な滑り出しなのもうなずける所です。
施工例写真7
これで襖の張り替えが終了!・・・と云う訳ではありません。

次に表面の襖紙も貼り付けをしなければいけませんが、その作業に移行するには半日から丸一日程度の乾燥が必要なのです。

裏表両面を貼り終えた後、引き手の取り付けと枠をはめ込んで組み立てをして、ようやく襖の張り替えが終了となります!

写真の貼り終えた襖に霧吹きで水を掛けている作業。

見た目は単純に見えますが「糊と紙の乾きの速度を調整する」とても重要な作業なのです。

紙は湿った状態ですので当然のことながら水分を含んで伸びており、その状態から乾燥することによって収縮し、シワの無いピンと張った美しい襖となります。

その大前提として乾燥収縮していく過程で紙が外れてしまわないようにしなくてはいけませんから、紙の収縮の力に耐えるように縁に接着できていなけれならないのです。

充分な接着力を発揮するまでの糊の乾燥に対して、紙の水分が無くなっていきながら収縮していく速さは等しくないので、この霧吹き作業で紙の乾燥を遅らせるのです。
施工例写真8
一旦、作業場を離れてお客様への納品に同行致しました。

納品先は一般の御家庭でしたが快く取材撮影許可をくださってので有難く取材開始。

京都府向日市の此方では、押入れ襖張り替えと、本日納品の戸襖張り替えに加えて畳表の張り替えも受けられました。

驚いたのは見積・回収・襖張り替え(建具の掃除・釘の交換・微調整含む)・納品(現場での取り付け・微調整含む)の全てを込みで、襖張り替え一枚¥1,500×枚数+消費税という大胆(笑)な価格でした。
※因みに畳表張替えは一枚¥4,000からとの事。
施工例写真9
京都南区の襖屋さん・金市屋さんはお客様の満足を第一に、熟練の職人技と良質なサービスをリーズナブルな価格設定で提供しています。

また実際の紙サンプルを見て触って、色や質感を確認していただきながら襖紙もお選びいただけます。

技術と知識、そして信頼・信用できる人柄が合わさった京都の襖張り替え、襖修理のご用命なら「金市屋」の金市さんへ。

「何かあったら気軽にご相談できる高い技術の襖職人」を地でいく心意気の職人さんでした。

取材撮影;末光誠

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