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連絡を受け紫陽花が咲く梅雨時に向かった先は山科区内のとある事業所でした。
駆けつけた高橋さんが施主様よりお聞きしたのは真新しい事務所内の天井に張られている
石膏ボードが部分的に抜け落ちてしまったとの事です。(石膏ボードとは軽く防火性にも優れた天井材です。)
抜け落ちた理由は事業所の従業員さんが天井裏に昇りD.I.YでLAN配線をしていたところ
バランスを崩して手を突いた拍子に抜け落ちた次第です。
それは無理もありません軽い軽天と石膏ボードで出来た天井板なので圧力を加えれば簡単に抜け落ちます。
(注:軽量鉄骨で出来た天井の事を軽天と言います)
連絡を受け紫陽花が咲く梅雨時に向かった先は山科区内のとある事業所でした。
駆けつけた高橋さんが施主様よりお聞きしたのは真新しい事務所内の天井に張られている
石膏ボードが部分的に抜け落ちてしまったとの事です。(石膏ボードとは軽く防火性にも優れた天井材です。)
抜け落ちた理由は事業所の従業員さんが天井裏に昇りD.I.YでLAN配線をしていたところ
バランスを崩して手を突いた拍子に抜け落ちた次第です。
それは無理もありません軽い軽天と石膏ボードで出来た天井板なので圧力を加えれば簡単に抜け落ちます。
(注:軽量鉄骨で出来た天井の事を軽天と言います)
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これから、この抜け落ちた天井を復旧して行きますので多能工、万能工である高橋さんの腕の見せ所です。
こういう常に来客が絶えない事業所では速やかに対応しなくてはいけません。
まずは抜け落ちた天井板を修復するべくメジャーを用いてサイズを測って行きます。
測り終えましたら用意して来た新しい石膏ボードを作業台の上に載せて
カッター用定規を当てて切り込みを入れ、割って測ったサイズに合わせます。
割った切り口の断面を専用のボードヤスリを当てて角を取って行き面取り作業をします。
(理由は後ほどお話します。)
これから、この抜け落ちた天井を復旧して行きますので多能工、万能工である高橋さんの腕の見せ所です。
こういう常に来客が絶えない事業所では速やかに対応しなくてはいけません。
まずは抜け落ちた天井板を修復するべくメジャーを用いてサイズを測って行きます。
測り終えましたら用意して来た新しい石膏ボードを作業台の上に載せて
カッター用定規を当てて切り込みを入れ、割って測ったサイズに合わせます。
割った切り口の断面を専用のボードヤスリを当てて角を取って行き面取り作業をします。
(理由は後ほどお話します。)
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切り出し面取りした石膏ボードを天井にはめ込みボード専用のビスで止めて行きます。
ここで一旦取り付けて見たのですが、どうもボードの不具合を感じます。
何故なら手で天井を押して見ると、グラグラしていて、とても安定しません・・・
部分的にはめ込んだので下地の軽天(天井材を支えているアルミ製部材)が軽く柔らかすぎるせいでしょうか?
このままではイマイチです!不具合を感じたままでは、納得が行かないので取り付けた石膏ボードを再び外し、
天井自体を強化する為、別で木材をカットして天井内部の軽天に添え木する形で止めます。
その後、石膏ボードを元に戻して強度は有るか確認しましたところ、しっかり固定出来ました。
これで天井は手で押してもグラグラせず、バッチリ安定しています!
切り出し面取りした石膏ボードを天井にはめ込みボード専用のビスで止めて行きます。
ここで一旦取り付けて見たのですが、どうもボードの不具合を感じます。
何故なら手で天井を押して見ると、グラグラしていて、とても安定しません・・・
部分的にはめ込んだので下地の軽天(天井材を支えているアルミ製部材)が軽く柔らかすぎるせいでしょうか?
このままではイマイチです!不具合を感じたままでは、納得が行かないので取り付けた石膏ボードを再び外し、
天井自体を強化する為、別で木材をカットして天井内部の軽天に添え木する形で止めます。
その後、石膏ボードを元に戻して強度は有るか確認しましたところ、しっかり固定出来ました。
これで天井は手で押してもグラグラせず、バッチリ安定しています!
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次に古いボードの廻りをカッターナイフで切り込みを入れて、古いクロスを剥がして行きます。
ここまでやれば、次はパテの準備です。持参して来たパテの封を開けコテ板にヘラで取り出し載せます。
パテをはめ込んだボードの新旧継ぎ目に塗り込んで行きます。先ほどボードの面取りをしたのはパテによる埋め込みで平滑にしてボード継ぎ目の段差を無くす為に行った作業だったのです。
ボードを止めるビスもボードに少し埋め込むようにきつめに増し締めして置きましたので、その部分
もパテを盛り付けてビス面をなだらかにして行きます。
この作業がもっとも重要で下地が良くないとクロス表面に跡が浮き上がるのでしっかりとやっておきます。
特に薄いクロスや柄物を貼り付けた場合、一目瞭然に下地がわかってしまいますから!
次に古いボードの廻りをカッターナイフで切り込みを入れて、古いクロスを剥がして行きます。
ここまでやれば、次はパテの準備です。持参して来たパテの封を開けコテ板にヘラで取り出し載せます。
パテをはめ込んだボードの新旧継ぎ目に塗り込んで行きます。先ほどボードの面取りをしたのはパテによる埋め込みで平滑にしてボード継ぎ目の段差を無くす為に行った作業だったのです。
ボードを止めるビスもボードに少し埋め込むようにきつめに増し締めして置きましたので、その部分
もパテを盛り付けてビス面をなだらかにして行きます。
この作業がもっとも重要で下地が良くないとクロス表面に跡が浮き上がるのでしっかりとやっておきます。
特に薄いクロスや柄物を貼り付けた場合、一目瞭然に下地がわかってしまいますから!
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パテの塗り込み作業が一段落したら乾燥作業に入ります。ここでちょうどお昼時になりましたので
昼食をとりに現場を一旦離れます。
現場での作業が多いので昼食はコンビニ食で済ませる事が多いですが、今回は地元山科ですので
高橋さんも事務所が近いので帰って食事を頂きました。
昼食を挟み、現場に現れ乾燥状態を確かめましたら、もう一歩でしたので早める為に乾き切ってない部分を
小型ハンドドライヤーを使って充分に乾燥して行きます。
限られた時間内に作業しなければいけないので、こんな時の為にいつも持ち合わせており、とても重宝します。
ハンドドライヤーを用いてパテ塗り込み個所の乾燥を速成させ、しばらく後に作業再開です。
パテの塗り込み作業が一段落したら乾燥作業に入ります。ここでちょうどお昼時になりましたので
昼食をとりに現場を一旦離れます。
現場での作業が多いので昼食はコンビニ食で済ませる事が多いですが、今回は地元山科ですので
高橋さんも事務所が近いので帰って食事を頂きました。
昼食を挟み、現場に現れ乾燥状態を確かめましたら、もう一歩でしたので早める為に乾き切ってない部分を
小型ハンドドライヤーを使って充分に乾燥して行きます。
限られた時間内に作業しなければいけないので、こんな時の為にいつも持ち合わせており、とても重宝します。
ハンドドライヤーを用いてパテ塗り込み個所の乾燥を速成させ、しばらく後に作業再開です。
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乾きましたらパテをヤスリに掛けて平滑にならして行きます。
その後十分に施工面が平らになったと事を確認しましたら、いよいよクロスを貼り付けて
行きます。クロスの方は前日にのり付けして準備してあり、多少大き目に用意して来ましたので
施工場所に合わせてカットします。
天井に持って行き貼り合わせていきます!手際よく石膏ボード面に貼り合わせて行き、撫で刷毛で空気を
抜いて行きます。その後、施工面の際などを竹ベラで角を押さえて行き、くせを付け金属製の地ベラを用いて
不要なクロスの重なり面をカットして行きます。
乾きましたらパテをヤスリに掛けて平滑にならして行きます。
その後十分に施工面が平らになったと事を確認しましたら、いよいよクロスを貼り付けて
行きます。クロスの方は前日にのり付けして準備してあり、多少大き目に用意して来ましたので
施工場所に合わせてカットします。
天井に持って行き貼り合わせていきます!手際よく石膏ボード面に貼り合わせて行き、撫で刷毛で空気を
抜いて行きます。その後、施工面の際などを竹ベラで角を押さえて行き、くせを付け金属製の地ベラを用いて
不要なクロスの重なり面をカットして行きます。
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重なり面のカットが終了しましたら余分なクロスを剥がして切り取られた接合面を
ジョイントローラーで慣らしていけば継ぎ目は傍目で見て分からなくなりました。
その後、施工の際にでた廃材をゴミ袋に詰めて辺り一面を掃除したのちに今回の作業は終了します。
施主様に完了の報告をして現場を離れ事務所に戻りました。一件落着です。
重なり面のカットが終了しましたら余分なクロスを剥がして切り取られた接合面を
ジョイントローラーで慣らしていけば継ぎ目は傍目で見て分からなくなりました。
その後、施工の際にでた廃材をゴミ袋に詰めて辺り一面を掃除したのちに今回の作業は終了します。
施主様に完了の報告をして現場を離れ事務所に戻りました。一件落着です。
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この記事をお読みの読者さんも狭い範囲でのクロス貼りや石膏ボード補修がありましたら、
便利屋(多能工)の高橋さんにお任せください。山科区を拠点としておりますが京都市内全域、
滋賀県も対象地域としており二級建築士の知識と経験でクロス以外の補修工事もお手の物です。
今回の小工事以外にも得意としている工事内容がありますので是非お問い合わせください。
皆さまのリクエストを心待ちにしています。
長文を最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
取材撮影&文 中野