キッチン＆リビングの断熱性能を高めたリフォーム工事／大阪府阪南市

大工　疇地俊宏の施工例

外気をシャットダウンしてエアコンの効果を最大限に活かす施工方法で作り上げる生活空間

「ずっとそこに住んでいたくなる」

そんな誰もが憧れる快適空間を作り出す
確かな技術と豊富な経験と知識で
リピーターが増え続けている
大阪府阪南市の大工職人、あぜち建築の疇地さん

そんな疇地さんが地元阪南市で
キッチン＆リビングのリフォーム工事をされたと聴き
早速現場にお邪魔しました。

以前の様相からは想像つかないほど
綺麗に仕上がっていることは
誰の目から見ても明らかではありますが

疇地さんが何故これほどまでに慕われ
一度依頼するとその魅力にハマり
また何かあれば相談したくなる大工さんなのか？

今回のリフォーム工事でも
完成形だけでは到底見えてこない
様々な工夫と住む人たちの想いを汲み取った
疇地さんのこだわりが細部に散りばめられてます。

「ずっとそこに住んでいたくなる」

そんな誰もが憧れる快適空間を作り出す
確かな技術と豊富な経験と知識で
リピーターが増え続けている
大阪府阪南市の大工職人、あぜち建築の疇地さん

そんな疇地さんが地元阪南市で
キッチン＆リビングのリフォーム工事をされたと聴き
早速現場にお邪魔しました。

以前の様相からは想像つかないほど
綺麗に仕上がっていることは
誰の目から見ても明らかではありますが

疇地さんが何故これほどまでに慕われ
一度依頼するとその魅力にハマり
また何かあれば相談したくなる大工さんなのか？

今回のリフォーム工事でも
完成形だけでは到底見えてこない
様々な工夫と住む人たちの想いを汲み取った
疇地さんのこだわりが細部に散りばめられてます。

ここから数枚の画像は
疇地さんから頂いたリフォーム前のモノです。

今回依頼されたお客さんである奥様は
以前、疇地さんに
二階の一室のリフォームをお願いされ
その後、お風呂場、そして今回のキッチンと
何度も相談されているリピーターさんです。

結果的にリビングまでリフォームされましたが
元々は狭くて使い勝手が悪かった台所を
改善してほしいというご要望でした。

ここから数枚の画像は
疇地さんから頂いたリフォーム前のモノです。

今回依頼されたお客さんである奥様は
以前、疇地さんに
二階の一室のリフォームをお願いされ
その後、お風呂場、そして今回のキッチンと
何度も相談されているリピーターさんです。

結果的にリビングまでリフォームされましたが
元々は狭くて使い勝手が悪かった台所を
改善してほしいというご要望でした。

綿密な打ち合わせを重ねていく中で
キッチンだけではない大きな問題が
この空間にありました。

それが「冬場の底冷え」です。

奥様によれば、真冬の寒い時期になると
床下からの強烈な冷たさが足元に伝わってきて
エアコンを点けていてもなかなか暖まらず
それでも一日中つけてないと
とてもいられない環境だったそうで

それを聴いた疇地さんは
断熱材を使った気密性の高い工事を提案

予算的にも大丈夫だったため
キッチンだけでなくリビングに至るまで
下地を捲って
どのような構造になっているか確認することに…

綿密な打ち合わせを重ねていく中で
キッチンだけではない大きな問題が
この空間にありました。

それが「冬場の底冷え」です。

奥様によれば、真冬の寒い時期になると
床下からの強烈な冷たさが足元に伝わってきて
エアコンを点けていてもなかなか暖まらず
それでも一日中つけてないと
とてもいられない環境だったそうで

それを聴いた疇地さんは
断熱材を使った気密性の高い工事を提案

予算的にも大丈夫だったため
キッチンだけでなくリビングに至るまで
下地を捲って
どのような構造になっているか確認することに…

某大手ハウスメーカーに依頼して
９０年代に建てたという
築３０年になるこちらのお家

疇地さんがいざ解体してみると
断熱処理は当然されておらず
中には家を支える重要な柱の１本が
意図的にカットされている箇所が見つかるなど
杜撰さを越えたそれは酷いモノだったそうで

早速、切られた箇所には新しい柱を取り付け
耐震金具も施してこの空間全体を補強

そして、天井と壁に断熱材を入れられました。

某大手ハウスメーカーに依頼して
９０年代に建てたという
築３０年になるこちらのお家

疇地さんがいざ解体してみると
断熱処理は当然されておらず
中には家を支える重要な柱の１本が
意図的にカットされている箇所が見つかるなど
杜撰さを越えたそれは酷いモノだったそうで

早速、切られた箇所には新しい柱を取り付け
耐震金具も施してこの空間全体を補強

そして、天井と壁に断熱材を入れられました。

今回は予算の都合上
床まで断熱材を入れることはできませんでしたが
お客さんの予算に合わせて優先順位を考え施工

その中で重要な
「気流止め」もすることで外からの冷気を遮断

日本の多くの家で採用されている
柱と梁で家を支える在来工法（木造軸組工法）では
施工過程で床下や壁、天井にどうしても隙間が生じ
そこから隙間風が入り込んでしまうため

今回のリフォーム工事では
木と木の隙間はもちろんのこと

水道管や排水管など
管を通すための穴の隙間もご覧のように埋めることで
冷気が入りにくくなり足元の底冷えが緩和されます。

今回は予算の都合上
床まで断熱材を入れることはできませんでしたが
お客さんの予算に合わせて優先順位を考え施工

その中で重要な
「気流止め」もすることで外からの冷気を遮断

日本の多くの家で採用されている
柱と梁で家を支える在来工法（木造軸組工法）では
施工過程で床下や壁、天井にどうしても隙間が生じ
そこから隙間風が入り込んでしまうため

今回のリフォーム工事では
木と木の隙間はもちろんのこと

水道管や排水管など
管を通すための穴の隙間もご覧のように埋めることで
冷気が入りにくくなり足元の底冷えが緩和されます。

断熱処理や気流止め、配線・配管など
新たなキッチン＆リビングに必要な
下準備が終わるとボードを張って

完成まであと少し…

断熱処理や気流止め、配線・配管など
新たなキッチン＆リビングに必要な
下準備が終わるとボードを張って

完成まであと少し…

メインとなる台所は
少しでも動きやすく快適に使いたい…
そんなお客さんの要望ですが

元々の広さは決まっているため
疇地さんが考えたのは

まず歩くスペースを以前の約２倍にして
動線をスムーズに…

メインとなる台所は
少しでも動きやすく快適に使いたい…
そんなお客さんの要望ですが

元々の広さは決まっているため
疇地さんが考えたのは

まず歩くスペースを以前の約２倍にして
動線をスムーズに…

システムキッチンは
様々なメーカーのモノがありますが
予算とこれまでの疇地さんの経験から
クリナップのシステムキッチンを提案

食器や調理器具などを
全ての扉が収納スペースとなっていて
一切の無駄がない空間に生まれ変わりました。

システムキッチンは
様々なメーカーのモノがありますが
予算とこれまでの疇地さんの経験から
クリナップのシステムキッチンを提案

食器や調理器具などを
全ての扉が収納スペースとなっていて
一切の無駄がない空間に生まれ変わりました。

シンクの上の棚には
手動で引っ張ると可動式の吊り下げ棚

そして向かいの壁が
マグネットになっているため

別売りで磁石付きの棚を用意すれば
色や形、取り付け場所は自由自在の
カスタマイズ＆デコレーションが可能

シンクの上の棚には
手動で引っ張ると可動式の吊り下げ棚

そして向かいの壁が
マグネットになっているため

別売りで磁石付きの棚を用意すれば
色や形、取り付け場所は自由自在の
カスタマイズ＆デコレーションが可能

シンクにある水栓は
疇地さんがご自宅でも長く愛用しているという
タカギというメーカーの蛇口一体型浄水器

ウルトラファインバブルという微細な気泡によって
食器の油汚れや野菜などについた土汚れ
シンクや排水溝の汚れも高い洗浄力で落としてくれ
カートリッジは簡単に交換できます。

更にこの浄水器で作った氷で
ウイスキーなどを飲めば
更に美味しくなるという声もあります。

シンクにある水栓は
疇地さんがご自宅でも長く愛用しているという
タカギというメーカーの蛇口一体型浄水器

ウルトラファインバブルという微細な気泡によって
食器の油汚れや野菜などについた土汚れ
シンクや排水溝の汚れも高い洗浄力で落としてくれ
カートリッジは簡単に交換できます。

更にこの浄水器で作った氷で
ウイスキーなどを飲めば
更に美味しくなるという声もあります。

デザインや機能性ばかりに
気を取られている未熟な職人や業者などが
よくやりがちなミスが
開けた扉が向かいの扉や照明など
干渉することで開けにくくなること

しかし、これまで数多くの現場で
家づくりに携わってきた疇地さんは
そんな起こりうる問題も計算して施工

互いの扉をフルオープンしても
扉や照明に当たらない見事な距離感

デザインや機能性ばかりに
気を取られている未熟な職人や業者などが
よくやりがちなミスが
開けた扉が向かいの扉や照明など
干渉することで開けにくくなること

しかし、これまで数多くの現場で
家づくりに携わってきた疇地さんは
そんな起こりうる問題も計算して施工

互いの扉をフルオープンしても
扉や照明に当たらない見事な距離感

向かいの作業台にも収納スペースが
上部だけでなく
それぞれの引き出しにもあり

壁に取り付けられた棚も
同じものだと思っていたら

これはお客さんの要望で
疇地さんが別の材料を使って用意したそうで
システムキッチンの色に合わせたとあって

知らなければ
全く違和感がないほど馴染んでました。

向かいの作業台にも収納スペースが
上部だけでなく
それぞれの引き出しにもあり

壁に取り付けられた棚も
同じものだと思っていたら

これはお客さんの要望で
疇地さんが別の材料を使って用意したそうで
システムキッチンの色に合わせたとあって

知らなければ
全く違和感がないほど馴染んでました。

その隣には冷蔵庫を考えたスペース

丁度壁を窪ませたことで
この日届いた冷蔵庫がスッポリ入り

しかも、作業台との面も合ったことで
動線を邪魔することがなく
疇地さんの仕事の丁寧さが
垣間見える箇所の１つでした。

その隣には冷蔵庫を考えたスペース

丁度壁を窪ませたことで
この日届いた冷蔵庫がスッポリ入り

しかも、作業台との面も合ったことで
動線を邪魔することがなく
疇地さんの仕事の丁寧さが
垣間見える箇所の１つでした。

こちらの家を建てた某ハウスメーカーが
切り落としていたという柱がこの階段下の箇所

話しを聴いた時はとても信じられませんでしたが
単に入れ忘れではなく
わざわざカットしているということから
“分かっていて排除した”ことが窺え

この１本の柱を抜いたことで
家が壊れることがないとはいえ
有名だから安心というネームバリューで
判断するのは大変危険だと思いました。

先ほども説明したように
この現状を目の当たりにした疇地さんは
すぐに新しい柱や耐震金具を使って補強し

以前はほとんど使っていなかったスペースも
ご覧のように可動式の棚にすることで
利用しやすい空間にリフォーム

こちらの壁にはアクセントクロスが施されました。

こちらの家を建てた某ハウスメーカーが
切り落としていたという柱がこの階段下の箇所

話しを聴いた時はとても信じられませんでしたが
単に入れ忘れではなく
わざわざカットしているということから
“分かっていて排除した”ことが窺え

この１本の柱を抜いたことで
家が壊れることがないとはいえ
有名だから安心というネームバリューで
判断するのは大変危険だと思いました。

先ほども説明したように
この現状を目の当たりにした疇地さんは
すぐに新しい柱や耐震金具を使って補強し

以前はほとんど使っていなかったスペースも
ご覧のように可動式の棚にすることで
利用しやすい空間にリフォーム

こちらの壁にはアクセントクロスが施されました。

リフォームする際のポイントの１つが
コンセントの数と配置

実際に住んでみてここに欲しかった
そんなことがみなさんの中でもあるかと思いますが
コンセントについても何度も話し合い

既存のモノはキレイにしたり
新しく用意したりと
使いやすい箇所に配置し直したそうで

数が多過ぎると
逆にブレーカーが落ち易くなるため
そこは適切な数を取り付け

リフォームする際のポイントの１つが
コンセントの数と配置

実際に住んでみてここに欲しかった
そんなことがみなさんの中でもあるかと思いますが
コンセントについても何度も話し合い

既存のモノはキレイにしたり
新しく用意したりと
使いやすい箇所に配置し直したそうで

数が多過ぎると
逆にブレーカーが落ち易くなるため
そこは適切な数を取り付け

以前は
光ケーブルなどが剥き出しだったリビングも
今回のリフォーム工事の際

エアコンの配管を使って
壁の内部に通すようにされたため

新たに穴を開けずに済み
見た目にもスッキリした形になりました。

以前は
光ケーブルなどが剥き出しだったリビングも
今回のリフォーム工事の際

エアコンの配管を使って
壁の内部に通すようにされたため

新たに穴を開けずに済み
見た目にもスッキリした形になりました。

家の熱損失の一番の箇所が「窓」

壁や天井、床にいくら断熱処理を施しても
窓が既存のままだとその効果は発揮されず

夏はエアコンの冷風が
冬場は暖房器具の温風が外に逃げてしまいます。

そこで今回は丁度
国から降りる補助金が使えたということで
お客さんの負担を軽減

家の熱損失の一番の箇所が「窓」

壁や天井、床にいくら断熱処理を施しても
窓が既存のままだとその効果は発揮されず

夏はエアコンの冷風が
冬場は暖房器具の温風が外に逃げてしまいます。

そこで今回は丁度
国から降りる補助金が使えたということで
お客さんの負担を軽減

窓は既存のモノと
新たにもう一枚樹脂サッシの
強化ガラス製の窓と二重構造となっていて

断熱効果と合わせて
気密性もアップ

実際、この場で疇地さんや家の奥様と
いろいろお話をさせてもらったのですが
外から聞こえてくるであろう音や声などが
ほとんど聞こえてこず

逆に中で話している声が
とても大きく聞こえる程通っているという
「気密性の高さ」が体感できました。

例えるなら学校の音楽室のような
そんな防音された空間にいる感じでした。

窓は既存のモノと
新たにもう一枚樹脂サッシの
強化ガラス製の窓と二重構造となっていて

断熱効果と合わせて
気密性もアップ

実際、この場で疇地さんや家の奥様と
いろいろお話をさせてもらったのですが
外から聞こえてくるであろう音や声などが
ほとんど聞こえてこず

逆に中で話している声が
とても大きく聞こえる程通っているという
「気密性の高さ」が体感できました。

例えるなら学校の音楽室のような
そんな防音された空間にいる感じでした。

グラスウールと吹き付けされた断熱材
二重窓、そして気流止めされれば
エコで快適な空間に生まれ変わり

光熱費が上がり続けるこの物価高の時代で
結果的に電気代が抑えられるという
今の暮らしに必要とされていることが
ここに詰まっているように感じました。

「キレイに仕上げるのはプロ（職人）としてマスト」
「そこにどれだけ＋αの価値を生み出せるか」

住む人の快適な暮らしを追求する疇地さんの
家づくりのモットーから見えるのは
決して見た目だけには捉われない
物事の本質と向き合っている大工本来の姿であり

一度依頼をしたらまたお願いしたくなる
その理由が改めて納得できるひとときでした。

取材撮影＆文：とくおかじゅん

グラスウールと吹き付けされた断熱材
二重窓、そして気流止めされれば
エコで快適な空間に生まれ変わり

光熱費が上がり続けるこの物価高の時代で
結果的に電気代が抑えられるという
今の暮らしに必要とされていることが
ここに詰まっているように感じました。

「キレイに仕上げるのはプロ（職人）としてマスト」
「そこにどれだけ＋αの価値を生み出せるか」

住む人の快適な暮らしを追求する疇地さんの
家づくりのモットーから見えるのは
決して見た目だけには捉われない
物事の本質と向き合っている大工本来の姿であり

一度依頼をしたらまたお願いしたくなる
その理由が改めて納得できるひとときでした。

取材撮影＆文：とくおかじゅん

今回阪南市でご依頼頂いたこちらのお客様は
以前、私が施工した新築の見学会でたまたま見に来て気に入っていただき
はじめは２階の一室、そしてお風呂場、トイレ、そして今回のキッチン＆リビングのリフォームと
何度もリピートしてくださっている方だったので

実際に体感してみないとなかなかその良さが分かり辛い「断熱」についても理解してくださり
結果、キッチンだけでなくリビングに至るまでその処理を施すリフォームができました。

断熱処理についてはしっかりと勉強して理解し
適切な処理の施工をしないとその効果が最大限発揮されず
職人なら誰でもできることではないため、その点はご注意ください。

しかし、阪南市を拠点に活動するあぜち建築では
断熱処理を施した空間で実際に体感したお客様から、その効果に喜びのお声を頂いている実績がありますので
些細なことでもまずはお気軽にご相談くだされば、無理のないご予算で工事の提案をさせて頂きます。

→この職人さんのプロフィールはこちら

◆ その他の施工例もクリック！

● 和歌山県紀ノ川市: 住宅の土間リフォーム
● 大阪府泉佐野市: マンション和室改装工事
● 大阪府都島区: テナントの改修工事
● 大阪市都島区: テナントの改修工事完成
● 大阪府阪南市: 新築注文住宅工事　～途中経過～
● 大阪府阪南市: 新築注文住宅工事　～完成編～
● 大阪府泉南市: 家のリフォーム工事（断熱を重視した気密性の高い家）
● 大阪市中央区: 家の改築工事（リノベーション）
● 大阪府堺市: 建築士の住まい　新築工事
● 大阪府阪南市: キッチン＆リビングの断熱性能を高めたリフォーム工事

大工　疇地俊宏の施工例

大阪府阪南市 キッチン＆リビングの断熱性能を高めたリフォーム工事

外気をシャットダウンしてエアコンの効果を最大限に活かす施工方法で作り上げる生活空間

大阪府阪南市　　キッチン＆リビングの断熱性能を高めたリフォーム工事