大工　坂脇進の施工例

大阪府枚方市でさかわき工房の坂脇さんが執り行った戸建住宅リフォーム完成後の各部屋の様子を紹介致します。

先ずは一階のリビング・キッチンですが、ここは増築がされているので規模の大きなリフォームがなされた部屋です。

床暖房を備えたフローリング仕上げと、壁・天井もクロスが張り替えられていますので、その下地施工等も行なわれております。

奥のシステムキッチンはIH・自動洗浄等が備わる、充実の製品が取り付けられました。
見えない部分ではありますがシステムキッチン導入に合わせて、その電気配線も新たに増設する為に玄関口の配電盤も大きな機種に変更し、さらに天井裏に増設分の配線を引き込む為に点検口を設置しました。

新築はもちろん各種リフォーム、家の修理工事が豊富な坂脇さんなので、その経験が各工事に生かされています。

リビング・キッチン増設部分の基礎工事の様子です。
図面に記した楕円で囲んだ部分がその増設スペースとなり約畳一枚分のスペースが増築されました。

外壁も塗装され不自然な段差等が全くないので、ここが増設された部分であるのが分かる方はおられないと思います！

出窓の奥に見えるサッシから奥が増設されたスペースで、ここから裏のバルコニーへ直接行きする際の利便性も考慮して、新たにアルミ製の通路屋根が設置されました。

取材数日前に土砂降りの雨があったのですが、さっそく新設通路屋根の効果が発揮されたそうです。

部屋の中の増設部分は？と言うと、パーテーション風に仕切られた部分がそれとなります。

元々は家の壁となっていたので取り除けない柱が在るのですが、その柱一本を室内に残すのではなくパーテーションとして覆う事で柱の存在を消し去りました。

但し壁一枚にしてしまうと空間を狭く感じさせるので、窓を開ける事でそれに対処されたそうです。

此方は一階和室。

大幅なリフォームはされていませんが、珪藻土の塗り壁となり建具も新調されています。

畳は表面を張りなおしてあります。

細かな部分では、床の間と周囲の壁との珪藻土塗り壁で、色の濃度を変えてある拘りの仕上げとなっており、地板は色焼けや染み等を目立たなくするため磨き直してから、蝋引きを施されたそうです。

こういった仕事は坂脇さんの手によるものではありませんが、何十年もの仕事でお互いに信頼関係が築かれた腕利きの専門職人さん達が集められ各仕事がされたとの事です。

坂脇さんの横繋がりは、それぞれの専門職を永きにわたり務められたベテラン中のベテランばかりだそうで、そんな職人さん達が責任を持って仕事をしてくれるのは安心感が違います！

次は二階へあがり先ずは洋間から。

元々この部屋は木目調プリント合板壁・天井でしたが、下地壁を造り直してクロス仕上げとして明るい印象の部屋に生めれ変わりました。

床は元々からフローリングでしたが長年の使用で歪が発生し、歩く毎にフカフカとたわんでしまう状態を、12mm下地床を造りなおしてから更に新しいフローリング床を張って仕上げてあります。

階段・廊下とフローリング床の色調を合わせる事で全体を統一して、空間の広がりを感じさせる事にも配慮してあります。

同じく二階にある和室の二部屋

こちらは綿壁だったお部屋ですが、ベニア5.5mm下地壁を設置後、明るい色調のクロス仕上げに。

天井はベニア4mm下地を新たに施工し、落ち止めの後、底目板天井と言う和室らしい趣きのある造りになっています。

写真上の部屋から窓伝いにベランダに出ることができます。
そのベランダではスチールフレームからアルミフレーム・ポリカーボネート樹脂のベランダ屋根に取り替えられ、採光を妨げないで雨を防ぐ事ができます。

今回のリフォームでは各部屋の窓にはカーテンの代わりにロールカーテンを採用しました。
埃の原因になる布地の毛羽立ちが少なく、また掃除等のお手入れも簡単なのでお勧めだそうです。

最後にバルコニー補強・取り替えです。

こちらは元々がスチール製だったのですが錆びついて危険だったのでアルミ製フレームの物に変えられました。

写真のとおり規格外の形状なので特注品となり、更に物置が乗る部分の床裏には耐荷重を増やす目的の補強フレームが増設されています。

坂脇さん御本人が自らの大工仕事を休める事無く、専門外の工事を安心して任せる事が出来る、こういった一つ一つのリフォーム部分に対して細かな気配りがされ、それに応える工事を請け負ってくれる専門業者との横繋がりがとても大切だとおっしゃいます。

坂脇さんのハウスリフォームは階段修理・押入れの手直しはもちろん、ベランダ・バルコニー修理・修繕など、工事の種類、施工内容の大小に関わらず引き受けられます。

大阪府枚方市を中心に近隣の方も大歓迎との事ですので、どうぞ御気軽にご連絡ください。