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井上俊秀の施工例

檜の柱に刻み加工を施す


前ページに引き続き「第一ホームサービス」井上さんが材木取引をされる材木屋さんにやって参りました。

此方は大阪府富田林市の隣町、南河内郡太子町にある材木屋さんで、奈良県櫻井市から木を仕入れて、質の良い欅(ケヤキ)・檜(ヒノキ)杉を扱っておられるそうで、材質に自信ありの拘り木材屋さんです。

そして今日は此方の材木屋さんの加工場をお借りして檜柱の刻み加工(ホゾの製作)を見せていただきました。

先ずは柱に墨付から。
竹製の墨差しと金尺を用いて真っ新の檜柱に墨の線が罫書れます。
最初に柱の中心線を出してからホゾになる部分を細かく罫書いていく手順です。

井上さんはL字型の金尺と墨差しだけで手早くリズミカルに墨付けが完了しました!


次は丸ノコを用いて刻み作業に移行。

先ず始めに柱の先端部分を3センチ程の厚みで切り落としてしまいました。

これは端切りと云い、凹みや割れ等の傷みが無いようにする工程です。

上と下の写真を見比べると、柱の断面が異なるのがお解りかと思います。

ホゾは柱材の厚みの1/3の厚みを持たすのが基本との事で、その説明のとおり1/3づつの幅に丸ノコの刃が入れられました。


さらに丸ノコを当てて両端1/3を切り落とすと、残った部分が凸になりホゾになります。

凸と凹の継ぎ目は「胴付き」と呼ばれ、木材を組みつけた時に眼に見える部分なので刻みの正確性が求められる個所との事でした。

井上さんも正確な直線で切り出すためソーガイドをあてながらの作業をされていました。



ホゾの凸型があらわれると仕上げに木口の四隅角を少しだけ斜めに削り面取りがされます。

この処理を行なう事でホゾの角が取れてホゾ接ぎ作業がスムーズになるだけでなく、ほぞ穴を傷めないようにする為でもあります。

今回のホゾは土台に柱を立てて接ぐ柱のホゾですからホゾは完全に見えなくなってしまいますが、例えば「通しホゾ」と云うホゾ接ぎでは、ホゾの断面とホゾ穴が見えてしまうので綺麗に仕上げねばなりません。

その場合はホゾの凸部を通し穴の深さより若干長くして、通し穴よりはみ出たホゾをカンナで削って仕上げるのだそうです。
因みにはみ出さす量は0.2〜0.3ミリと言うような繊細な寸法なのだそうです!

ホゾ一つにしてもホゾ接ぎされる個所によって仕上げ方が様々に異なるのですね!!


木造建築の代表的な木材接合がホゾとホゾ穴を用いた「ホゾ接ぎ」であり、今回の取材では凸部のホゾ刻みを見学しましたが、これに対して必ず凹部であるホゾ穴が作られます。

ホゾ穴はざっくり云うとほぼ同じサイズの開口部ですが、ホゾの木口長辺側を若干きついめになるように穴を開け、木口短辺側のほぞ穴はピッタリか若干緩めに加工されるのだそうです。
何故ならば、短辺側をキツくするとホゾを入れた時にほぞ穴側の木材が割れてしまう可能性が在るのだそうで、もちろんここで云う「若干」は1ミリにも満たない寸法なのです!!

今回の取材では、大工さんが常日頃に行う「木材刻み」の奥の深さを勉強させていただき、井上さんの大工職人の技術の片鱗を見た気がします!

富田林市・羽曳野市はもちろん大阪府・奈良県で熟練の大工職人をお探しであれば、大工歴36年の「第一ホームサービス」井上さんに御相談されてみてはいかがでしょうか。
新築一戸建てからハウスリフォーム、そして店舗設計から内装工事まで「お客様とのコミュニケーションを大切にしながらお仕事を進めさせていただきます」との事です。





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