兵庫県佐用町　　商業施設のウッドデッキ制作と内装工事

大侑工務店の代表で大工職人をされている本田侑希さんを訪問しました。
今回は兵庫県佐用町にあるの現場です。

ウッドデッキ製作や室内改装工事をされている現場を見学させていただきました。

本田さんは大学時代に経済学を勉強され、卒業後は意外なことに鉄筋溶接を経験されたそうです。

その後、材木屋さんお抱えの大工を4年間経験されてあと、親方見習として8年間の修行されたのち、独立され半年が経過したそうです。

岸和田育ちの本田さんの生活のなかで、だんじり祭り、3人の子供、大工仕事、お酒（大酒豪）が大好きだそうです。

毎年、だんじり祭りの季節になると、子供の頃からの気心の知れた顔なじみが集いお互いがだんじりを中心に祭りを盛り上げられるそうです。

今回のウッドデッキ製作は、円形展望ガラスを備えたバルコニーに施工されます。

バルコニーの床が四角形の中から円形を切り抜いた形状のため、用意された桧の角材を必要な長さに切断されながら隙間なくきれいに敷き詰められました。

切れっぱしの角材のサイズはまちまちの長さでした。

縦樋を避けるための細工を施すため角材の寸法を出し切り込まれます。

切りくずが周辺に飛び散らないように切り出しの道具には掃除機がホースで直結されています。

高所の外部での木材加工作業では切りくずや切り埃を散らす風が厄介者です。

葉山さんとは、ええ職人ドットコムからの職人紹介で意気投合したのがきっかけだそうです。

デッキにオイルを塗る葉山さんは、色のりで良い材質の桧材だと判断されていました。
塗っていると材料にオイルが吸い込まれるようです。

「なんちゃって」との違いを認めてもらい「ホンマモン」の日本の建築の技を、大阪岸和田を拠点に近畿圏から全国、世界海外へ広めたいと力強く語ってくださいました。

工事施工をご依頼していただくお客様には、値段勝負ではなく貯めになる品質と職人らしい技術で喜んでいただきたいそうです。

多くのお客様から新築および大工仕事のご依頼いただけることを望んでおられます。



取材・撮影＝廣瀬カメラマン