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大阪狭山市を拠点に多能工・万能工でご活躍の「ハルノテック」代表の春野 英二郎さんをご紹介します。
春野さんはリフォーム工事を請け負う会社の社員職人として、内装工事・原状回復工事など、リフォーム全般を手掛けながら、リフォーム施工技術を学び経験を積まれた職人さんです。
社員として数年を働く中「もっと様々な技術を向上させたい、自分の好きな仕事を集中して受けたい、そしてそれに必要な資格を習得したい」と言う欲求が大きくなり、意を決して独立され数年前に「ハルノテック」を設立、今日に至ります。 |
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大阪府狭山市の多能工「ハルノテック」春野さんが最も得意とする工事は何か?を、取材用の雰囲気を作っていただきながらお聞きしていると、実際に問い合わせ電話が鳴り暫しの取材中断。
電話口のお相手と、笑顔を交えた中でのやり取りが進み、やがて施工に関する具体的なお話しに・・・だんだんと表情が真剣になり、持ち出す資料が変わり 、受注の前向きなお話ができたようです。
このやり取りを横で見ていて感じた春野さんの印象は、とてつもなく「正直な仕事をされる多能工職人」であるということです。 |
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電話対応後に話し戻して春野さんが得意な工事は?についてお話を伺っていくと、例えば御自宅のクロス張り替えを御自身で施工した時のお話し。
元々がリフォーム会社の社員職人でしたからクロス張り替えはお手の物です。 仕上げクオリティーが高いのは大前提に、例えば廃番になったクロスであっても最も似ているクロスを探し出し、壁面単位での部分張り替えに対応されたりと、お客様の満足度も追求されています。
それが出来るのはリフォーム職人を務めてきた経歴があるからこそと、春野さんは感謝の気持ちを忘れません。 |
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春野さんのお話で面白いのは「思い描いた拘りの家造りを御自宅に自ら施工する」ところ。
御自宅の玄関リフォームではクロス張りの壁面から、本来は外壁材である建築材を大胆に採用し、作り付け玄関ニッチも追加で春野さんが施工しました。
狙いは「クロスより立体感があり、より本物に近い質感を感じられる空間」を再現しながら、材料・施工技術と手間・プロとしての仕上がり等を考慮して仕上げた玄関リフォームですが、現在ではマンションリフォーム等でリビングフロアの一壁面をこの手法で仕上げるなど、大御好評いただいてるそうです。 |
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此方はフローリング張り替えについて御説明いただいてるところ。
春野さん御自身が自宅の床張り替えリフォームをするなら?という観点で選び抜いた床材がこちら。 既設の床に重ねて直貼りでき、部分張り替えも可能な原状回復にも最適な、簡単リフォーム床材です。
ある現場で施主様の御要望をお聞きしながら、お客様が求めている「リフォーム完成後のメンテナンス」にまで考えを巡らせて辿り着いた床材です。 ※それを満たすメーカーのリサーチ力や商品開発・生産技術などを絶賛されていました。 ※※コスト重視のお客様にも、必ずメリットを説明しながら春野さんお勧めの材料(もちろんメリット・デメリットを正確に伝えます)を御提案するのは、施工後に「知っていれば良いものを選んだ」と云うクレームを避けるためです。 |
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これまでの経歴を雑談を交えながらお話していると、春野さんがプロの仕上がりに拘ったお仕事を続けられてるのが伝わってまいります。
それは御自身の施工技術をより高くする努力はもちろん、工具・材料選びに至るまで手を抜かない姿勢です。
整理整頓され道具たちが整然と並ぶ「ハルノテック」さんの倉庫は「より良い仕事をする気持ちに貪欲になるのは、自らの仕事能力向上を意識すること、自らの仕事のクオリティーを追求すると全ての道具・材料にも拘りが生まれる」と言うポリシーの表れであり、狭山市の多能工・万能工「ハルノテック」春野さんの仕事の全てが此処から始まるのです。 |
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春野さんのお話は至極真面目で実直です。 だけど堅苦しさがなく面白いのは、ご自身が常に「面白く仕事したい」と考えているからだと気づきました。
実は同日、施工作業の取材もお願いしていましたが、この日の工程で出来る工事がマンションリフォームのある工事工程だけで、それはわざわざ施工例としてアピールする程ではないとのお考えがあり、急遽「エア施工ってどうです?」の御提案(笑)
両手に工具を持ちながら、丸ノコで材料を切断、クロス張り替え等々、春野さんの真面目な職人でありながらもユーモア満点の一面が浮かび上がっています。 |
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この日、まず「多能工」「万能工」「マルチスキル」って何?から話を進めさせていただきました。 私が言葉からの第一印象は「多能工・万能工」は専門性が低いイメージでしたが、しかし春野さんは此れまでの職人経験で特化した技術を様々習得され、さらに独立して仕事をするうえで国家資格の有資格者にまでなったプロ職人であり、「色々な事ができる分、仕事のクオリティーが低いなんて事はありません」と春野さんは自信を持っておっしゃいます。
お仕事で使われてる電気自動車について「仕事エリアを狭まめるのでは?」とお聞きすると「自身がコストの無駄を意識し、微々たる額でも施主様の得に反映したい」という気持からの事でした。
常に正直なリフォーム工事を心がける大阪狭山市の内装工事・原状回復・リフォーム全般を手掛ける「ハルノテック」の万能工・春野英二郎さん、今後の御活躍が楽しみです。
取材撮影:末光誠 |
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