東京都文京区　　カバー工法による屋根リフォーム

ご紹介するのは埼玉県川口市の屋根工事専門業者「カツキ板金」のベテラン職人、大木徳人（おおき・のりと）さん。

昭和57年・福島県生まれの大木さんは、25歳のころにこの仕事をはじめ、いくつかの職場を経て２年前に「カツキ板金」で働くようになったそうです。

リフォームや土木工事の経験があり、幅広い工事に対応できるとのことですが、仕事の中心はやはり屋根板金。
技術・経験ともに豊富な、屋根工事のスペシャリストです。

大木さんが第一に心がけているのは、「完璧な仕上げ」。
「お客さんは高いお金を払って工事を依頼していますから、自分の持ち家のようなつもりで作業しています」と言います。

「きれいになった」とお客さんに喜んでもらうことは当然ですが、細かいところまでていねいに作業して、自分自身が納得できる仕上がりにすることを肝に命じているそうです。

加えて、「ミスしてやり直すのは時間がかかります。時間をかけるべきところにはしっかりかけて、ていねいに施工するようにしています」と大木さん。
ていねいな施工は、トータルなスピードアップにもつながるということですね！

あとから現場に訪れた「カツキ板金」の佐藤さんの手を借りて、屋根材を運び上げます。
電動のリフトの設置スペースが十分に得られないときなどは、人力で上げてしまうこともあるそうです。

佐藤さんは現場まわりを中心に、自らも施工を行なう「カツキ板金」の部長さんです。
せっかくなのでお話を伺うと「大木さんは人あたりがいいので、近隣の方からの評判もいいんですよ」とのこと。
工事依頼の窓口は「カツキ板金」になりますが、指名があれば大木さんが施工に伺うようになっているそうです。

屋根材を上げたあとも、トップライトまわりの施工が続きます。

屋根工事というと、体力勝負のようなイメージをお持ちの方もおられるかもしれませんが、実際に見てみると細かい作業が多いことに気付かされます。

大木さんが手にする板金バサミは、長年、使い続けているもの。
「道具に対するこだわりは、それほどありません」という大木さんですが、手に馴染んだ道具を使うことは、正確でスピーディな作業をするための大前提といえますね！