埼玉県入間市　　水まわりと土間の在宅ハウスクリーニング

お伺いしたのは埼玉県入間市のテラスハウス（連棟住宅）。
キッチンとお風呂、トイレ、洗面といった水まわりと、玄関土間のクリーニングを行ないます。

一見、それほど汚れていないように見えますが、お風呂の排水トラップまわりは汚れとカビが付着しています。
キッチンのパネルには油汚れも。
こうした日々の掃除だけでは取りきれない汚れをキレイに落とすのが、プロの仕事です。

「半年〜１年に１回、定期的にクリーニングを依頼される方も多いですね」と安保さん。
なかには毎月、定期清掃を依頼するお客さんもいるそうです。

これは、お風呂に設置されていたプラメッキのパーツ。
スポンジたわしで汚れの仮落としをし、最後に洗浄液で仕上げて（これを「決め」と呼ぶそうです）、こんなにピカピカになりました。

「洗浄液だけでキレイにするという掃除屋さんもいますが、時間が掛かりすぎるのが難点ですね」と安保さん。

この仕事は時間との勝負になることが多いので、洗浄液とタワシ・ブラシなどの手洗いなどをうまく組み合わせて、時間だけでなく体力的にも効率をアップしているそうです。

キッチンパネルの油汚れは、洗浄液を吹き付けたあと「一枚刃」と呼ばれるスクレーパーで大きな粒を落とし、それからナイロンたわしで落とします。
これも時間短縮のテクニック。

「一枚刃は大きな汚れを落としやすいですが、当てる角度を間違うとパネルを傷つけてしまうことがあるんです」と安保さん。

簡単な作業のようでも、やはりプロの技術が必要ということですね！

レンジのトップは、細かい凹凸部分までていねいにお掃除。
汚れの目立つゴトクは、強めのアルカリ性洗浄液に漬け込んでから洗います。

洗う場所やパーツに合わせて、効率のよい汚れ落としの方法を選択するところに、プロとしての仕事ぶりが見られます。

キッチン清掃の仕上げに入る安保さんと公稀さん。
安保さんは特殊なクレンザーでキッチンのトップやシンクを磨き上げます。

「鏡面仕上げとか、汚れがつきにくくなるコーティングなどもできるんですよ」と安保さん。

今回、拝見することはできませんでしたが、ハウスクリーニングのプロならではの、さまざまなテクニックがあるようです。

カラン（水栓金具）も、時間を開けて２度洗いして、細かな凹凸までピカピカに。
「ていねいな作業を心がけています」という、安保さんの言葉通りの仕事ぶりです。