新潟県新潟市　　工場横にお風呂場＆トイレを新設

新潟県の大工さんが新しく登録されたので
京都から車で８時間。（のんびり運転のため ^_^;）

新潟市東区にあります会社の工場にやってきました。

丁度、日本海側である北陸地方に
大寒波がやってきたタイミングと取材が重なってしまい
当日の天候がどうなるか心配してましたが、見事に晴れ。

同じ新潟県でも北と南では天候が違うそうで
晴れてはいましたが、かなり風が強く寒いです！

こちらが今回ご登録いただいた
新潟市秋葉区の大工、田邊翔さんです。

田邊さんのおじいちゃんが左官屋のため
幼少期から建築とは身近な環境で育ったこともあって
いずれ自分が継ぐことを意識されていたそうです。

ただ、大工さんへの憧れが強くなったことで
おじいちゃんに相談して背中を押してもらえたことで

高校卒業後、大工の専門学校へ行って学び
そこで工務店からのお誘いがあって
大工さんとして本格的なキャリアをスタートされました。

田邊さんがお風呂場側の壁にボードを張っている頃
隣りのトイレ部分では

７０歳を超えた今も第一線で活動するおじいちゃんと
２歳年下の妹さんが土間の仕上げ作業をされていました。

今回のようなちょっとした建物の場合
あまりよくない大工さんであれば
ここまでガッシリとしたモノを造ってないかもしれないと

田邊さんはこれまで
分かってて手を抜くような大工さんを見たことがあった為
絶対的なこだわりとして　『 妥協しない 』 と仰っています。

家であれば家族構成を見て、小さなお子さんがいれば
段差を低くしたり、障害物を極力減らしたり

今回で言えば、お風呂場を使う工場で働く人たちのことを考え
断熱材をギッシリと敷き詰めるなど臨機応変に進め

使う人たちのことを考え、例え目に見えない細部に至るまで
全力でやることをモットーとされています。