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自分たちにとっては数ある仕事の1つだけど
お客さんにとってはたった1度のこと
だからより良い思い出として形にも記憶にも残したい
そして何より、親近感を持ってもらえるように…
そんな想いで名付けられた屋号「メモリア」は
浜松市を拠点に活動されている外構屋さんです。
この日は地元 浜松市中央区にある
新築住宅工事に伴うお隣さんとの境界となる
塀のブロック積み工事をされていると聴き
早速 取材撮影のためお邪魔しました。
自分たちにとっては数ある仕事の1つだけど
お客さんにとってはたった1度のこと
だからより良い思い出として形にも記憶にも残したい
そして何より、親近感を持ってもらえるように…
そんな想いで名付けられた屋号「メモリア」は
浜松市を拠点に活動されている外構屋さんです。
この日は地元 浜松市中央区にある
新築住宅工事に伴うお隣さんとの境界となる
塀のブロック積み工事をされていると聴き
早速 取材撮影のためお邪魔しました。
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一見すると塀は家の外にあるただ壁のようですが
その一番の役割は敷地を明確化すること
家を買うためにはまず建てるための土地が必要となり
どこまで自分たちが所有しているのか?
住宅街となればなるほどその必要性が高まります。
そして、その他 塀の高さを出すことで
プライバシーの保護になったり
防犯や防災など様々な効果が生まれます。
今回は
あくまで隣との境界を明確化するだけの目的で
行われる工事ということで
高さ三段の低い塀が積み上げられるそうです。
一見すると塀は家の外にあるただ壁のようですが
その一番の役割は敷地を明確化すること
家を買うためにはまず建てるための土地が必要となり
どこまで自分たちが所有しているのか?
住宅街となればなるほどその必要性が高まります。
そして、その他 塀の高さを出すことで
プライバシーの保護になったり
防犯や防災など様々な効果が生まれます。
今回は
あくまで隣との境界を明確化するだけの目的で
行われる工事ということで
高さ三段の低い塀が積み上げられるそうです。
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この日 作業をするのは
メモリアの代表であり職人の本田さんと
最後に改めてご紹介しますが
スタッフの内田さんと本田さんのお父さんの三人
内田さんは元々本田さんが勤めていた会社の先輩で
本田さんのお父さんは左官屋として長年活動する中で
息子さんの独立後にいっしょに仕事をするようになり
お二人ともこの業界をよく知る熟練の職人さんだけあって
本田さんにとってなくてはならない頼れる存在です。
そして現在、メモリアはこの三人体制プラス
本田さんの奥さんが事務作業やCADを担当されていて
今後はスタッフも増やして
組織として大きくしていきたいという
目標を持って活動を続けておられます。
この日 作業をするのは
メモリアの代表であり職人の本田さんと
最後に改めてご紹介しますが
スタッフの内田さんと本田さんのお父さんの三人
内田さんは元々本田さんが勤めていた会社の先輩で
本田さんのお父さんは左官屋として長年活動する中で
息子さんの独立後にいっしょに仕事をするようになり
お二人ともこの業界をよく知る熟練の職人さんだけあって
本田さんにとってなくてはならない頼れる存在です。
そして現在、メモリアはこの三人体制プラス
本田さんの奥さんが事務作業やCADを担当されていて
今後はスタッフも増やして
組織として大きくしていきたいという
目標を持って活動を続けておられます。
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1つ15kgくらいはあるであろう
コンクリートブロックを
専用の道具を使って水平垂直を毎回測りながら
1つ1つ慎重に積み上げていく本田さん
今まで何気に目に入るだけで
あまり気にも止めなかったブロック塀も
こういう過程を経て出来上がっていることを知ると
今後はその見え方が
良い意味で大きく変わってきそうです。
1つ15kgくらいはあるであろう
コンクリートブロックを
専用の道具を使って水平垂直を毎回測りながら
1つ1つ慎重に積み上げていく本田さん
今まで何気に目に入るだけで
あまり気にも止めなかったブロック塀も
こういう過程を経て出来上がっていることを知ると
今後はその見え方が
良い意味で大きく変わってきそうです。
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浜松市で生まれ育ち
今も奥さんとお子さんの三人で住む本田さんは
高校卒業後、とび職や工場勤務などを経て
20歳の時に手に職をつけようと地元の会社に就職
大きな会社で左官以外に外構部門もあったことから
5年ほど左官職人として活動した後、外構へ異動
独立するまでの約9年間、その会社に身を置き
先輩たちからの厳しい指導を受けながら
現場で試行錯誤しながら少しずつそのキャリアを形成
上手くいかないことや失敗を糧に
次第に親方や周りの人たちから褒められるようになったり
現場を任せられるようになったことで成長を実感
お客さんから「キレイにしてくれてありがとう」
その言葉を頂けることが何よりの喜びだったそうです。
浜松市で生まれ育ち
今も奥さんとお子さんの三人で住む本田さんは
高校卒業後、とび職や工場勤務などを経て
20歳の時に手に職をつけようと地元の会社に就職
大きな会社で左官以外に外構部門もあったことから
5年ほど左官職人として活動した後、外構へ異動
独立するまでの約9年間、その会社に身を置き
先輩たちからの厳しい指導を受けながら
現場で試行錯誤しながら少しずつそのキャリアを形成
上手くいかないことや失敗を糧に
次第に親方や周りの人たちから褒められるようになったり
現場を任せられるようになったことで成長を実感
お客さんから「キレイにしてくれてありがとう」
その言葉を頂けることが何よりの喜びだったそうです。
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浜松市で独立後は外構屋としてだけでなく
左官工事も並行して請けていき
人脈があまりない不安な中でも
スキルと経験があったことで徐々に顧客を獲得
元々体を動かすことが好きで
現場が毎度変わるこの仕事は自分に合っていて
職人としても「まだまだ上には上がいます」と
これからも勉強していくという姿勢を崩さない本田さん
勤めていたときには
マンションや病院、学校からスーパーといった
大規模な建物から一般住宅までと
様々な現場を通して
左官工事から外構工事まで携わったことで
独立後の職人人生にも大きな影響をもたらすなど
仕事の幅が大きく広がったそうです。
浜松市で独立後は外構屋としてだけでなく
左官工事も並行して請けていき
人脈があまりない不安な中でも
スキルと経験があったことで徐々に顧客を獲得
元々体を動かすことが好きで
現場が毎度変わるこの仕事は自分に合っていて
職人としても「まだまだ上には上がいます」と
これからも勉強していくという姿勢を崩さない本田さん
勤めていたときには
マンションや病院、学校からスーパーといった
大規模な建物から一般住宅までと
様々な現場を通して
左官工事から外構工事まで携わったことで
独立後の職人人生にも大きな影響をもたらすなど
仕事の幅が大きく広がったそうです。
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塀づくりでまず重要なのが
1つ目のブロックの水平垂直をしっかり出すこと
1つ目が傾いたりズレると
そのあとすべてのブロックに影響を及ぼすことから
作業を拝見していて
とても慎重に進められている様子が印象的でした。
ただ、当たり前とされるこの作業も
実はまったくそうではなく
厳密に水平垂直を出さずに積み上げられていたりと
これまでそういった杜撰な施工をする職人を数多く
本田さん自身目の当たりにしたことで
残念な気持ちになったそう…
だからこそ自身が手掛ける現場は
妥協せず丁寧に進めてキレイに仕上げること
「外構工事をメモリアに頼んでよかった」
そう言って頂けるよう日々取り組んでいるそうです。
塀づくりでまず重要なのが
1つ目のブロックの水平垂直をしっかり出すこと
1つ目が傾いたりズレると
そのあとすべてのブロックに影響を及ぼすことから
作業を拝見していて
とても慎重に進められている様子が印象的でした。
ただ、当たり前とされるこの作業も
実はまったくそうではなく
厳密に水平垂直を出さずに積み上げられていたりと
これまでそういった杜撰な施工をする職人を数多く
本田さん自身目の当たりにしたことで
残念な気持ちになったそう…
だからこそ自身が手掛ける現場は
妥協せず丁寧に進めてキレイに仕上げること
「外構工事をメモリアに頼んでよかった」
そう言って頂けるよう日々取り組んでいるそうです。
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そして今回のブロック塀の外構工事のポイントとして
お隣さんとの境界には数センチの空間を作り
アスファルト系のクッション材を入れられました。
しかしこれはあくまで今回のケースの場合
状況は現場によって毎回変わるため
都度対応できるかどうかは
これまでの経験が大きくモノを言うことから
外構屋さんも未熟な人に頼めば
後々大きなトラブルになる可能性も高まりますし
例え早く安く工事をしてもらえたとしても
そうできるには必ず理由あることから
早さ・安さで選ぶのはとても危険であり
お客さんがしっかりアンテナを張って
納得のいく選択をすることが良い工事に繋がります。
そして今回のブロック塀の外構工事のポイントとして
お隣さんとの境界には数センチの空間を作り
アスファルト系のクッション材を入れられました。
しかしこれはあくまで今回のケースの場合
状況は現場によって毎回変わるため
都度対応できるかどうかは
これまでの経験が大きくモノを言うことから
外構屋さんも未熟な人に頼めば
後々大きなトラブルになる可能性も高まりますし
例え早く安く工事をしてもらえたとしても
そうできるには必ず理由あることから
早さ・安さで選ぶのはとても危険であり
お客さんがしっかりアンテナを張って
納得のいく選択をすることが良い工事に繋がります。
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本田さんをはじめ
内田さん(左)、本田さんのお父さん(右)と
みなさん作業中は真剣な表情でしたが
合間や小休止に見せる素の顔は
冗談も交えてみなさん気さくな人たちばかり
初対面だとどうしても独特の緊張感があるものの
その和んだ雰囲気に
はじめから気楽にお話しすることができたことは
お客さんにとっても重要なポイントだと思います。
本田さんの仕事の流儀は
「良い仕事をするために現場は楽しく」
そうやってこれからも
お客さんの想いを汲み取り寄り添える外構屋として
メモリアという木の枝が
浜松市を中心にどんどん広がっていくでしょう。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん
本田さんをはじめ
内田さん(左)、本田さんのお父さん(右)と
みなさん作業中は真剣な表情でしたが
合間や小休止に見せる素の顔は
冗談も交えてみなさん気さくな人たちばかり
初対面だとどうしても独特の緊張感があるものの
その和んだ雰囲気に
はじめから気楽にお話しすることができたことは
お客さんにとっても重要なポイントだと思います。
本田さんの仕事の流儀は
「良い仕事をするために現場は楽しく」
そうやってこれからも
お客さんの想いを汲み取り寄り添える外構屋として
メモリアという木の枝が
浜松市を中心にどんどん広がっていくでしょう。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん