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京都市山科区を拠点にエアコン工事を
専門とされている空調設備屋の野村さん
日々、戸建てから店舗まで
様々な現場に出張工事されているこの日は
京都市東山区今熊野椥ノ森町にある
陸屋根の二階建て住宅で
エアコンの取付工事されることになりました。
もうすぐ真夏になろうかというこのタイミングで
寝室となる和室にエアコンを取り付けてほしいと
お客さんから、たってのご要望です。
今回は野村さんの作業姿をカメラに収めつつ
これまでの歩みや空調設備屋という仕事に
もう少し踏み込んでご紹介していきます。
京都市山科区を拠点にエアコン工事を
専門とされている空調設備屋の野村さん
日々、戸建てから店舗まで
様々な現場に出張工事されているこの日は
京都市東山区今熊野椥ノ森町にある
陸屋根の二階建て住宅で
エアコンの取付工事されることになりました。
もうすぐ真夏になろうかというこのタイミングで
寝室となる和室にエアコンを取り付けてほしいと
お客さんから、たってのご要望です。
今回は野村さんの作業姿をカメラに収めつつ
これまでの歩みや空調設備屋という仕事に
もう少し踏み込んでご紹介していきます。
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昔は夏休みと言えば海やプール、山など
子供たちは屋外でたくさん遊んで楽しんで
思い出をいっぱい作ることが当たり前だったのが
温暖化の影響によって今では
熱中症警戒アラートが発令されるようになり
日中の時間帯は屋外での活動が制限され
プールの授業が廃止される学校もあれば
野外活動が中止、運動会の時期をズラすなど
熱中症によって重度の後遺症が残ったり
最悪は命にかかわるとあって
大人以上に子供たちを取り巻く環境が
大きく変わってくるほど深刻になっています。
昔は夏休みと言えば海やプール、山など
子供たちは屋外でたくさん遊んで楽しんで
思い出をいっぱい作ることが当たり前だったのが
温暖化の影響によって今では
熱中症警戒アラートが発令されるようになり
日中の時間帯は屋外での活動が制限され
プールの授業が廃止される学校もあれば
野外活動が中止、運動会の時期をズラすなど
熱中症によって重度の後遺症が残ったり
最悪は命にかかわるとあって
大人以上に子供たちを取り巻く環境が
大きく変わってくるほど深刻になっています。
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日中、屋外での活動を控える
通気性の良い服を着る
水分や塩分補給をこまめにするなど
熱中症対策はいくつもありますが
今や猛暑を乗り切るために
絶対に欠かせないのが「エアコン」
冷夏と言われることもあった十数年前…
エアコンがなくても過ごせるなど
クローズアップされることは少なかったものが
今では人が生きてゆくための「命綱」として
その需要と価値が高まってきたことで
野村さんが生業とする空調屋という仕事も
今後 更に重要性が増していくはずです。
日中、屋外での活動を控える
通気性の良い服を着る
水分や塩分補給をこまめにするなど
熱中症対策はいくつもありますが
今や猛暑を乗り切るために
絶対に欠かせないのが「エアコン」
冷夏と言われることもあった十数年前…
エアコンがなくても過ごせるなど
クローズアップされることは少なかったものが
今では人が生きてゆくための「命綱」として
その需要と価値が高まってきたことで
野村さんが生業とする空調屋という仕事も
今後 更に重要性が増していくはずです。
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そんな野村さんが空調屋という
仕事に出会う前の頃に遡ると
短大を卒業後、20歳から現場監督の仕事をし
その後 23歳の時に設備の管理会社へ転職
3年間勤めるも会社の経営不振から
当時、給排水、空調、ガスなどの設備屋と
取引をしていたことから
事情を知った空調設備屋さんからの誘いで
この業界で本格的に「職人」としてスタート
現場監督時代
早出、残業が当たり前の過酷な環境の中
上司からの無茶な要求を
現場で働く職人さんにお願いするも
当然、職人さんからも反論・文句を言われ
板挟み状態で精神的にも辛かったそうですが
そうやって職人さんと関わっていくことで
これまで管理者側の目線だったのが
次第に「職人」よりになっていったことも
この道に進んだキッカケの1つとなり…
そんな野村さんが空調屋という
仕事に出会う前の頃に遡ると
短大を卒業後、20歳から現場監督の仕事をし
その後 23歳の時に設備の管理会社へ転職
3年間勤めるも会社の経営不振から
当時、給排水、空調、ガスなどの設備屋と
取引をしていたことから
事情を知った空調設備屋さんからの誘いで
この業界で本格的に「職人」としてスタート
現場監督時代
早出、残業が当たり前の過酷な環境の中
上司からの無茶な要求を
現場で働く職人さんにお願いするも
当然、職人さんからも反論・文句を言われ
板挟み状態で精神的にも辛かったそうですが
そうやって職人さんと関わっていくことで
これまで管理者側の目線だったのが
次第に「職人」よりになっていったことも
この道に進んだキッカケの1つとなり…
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現場監督や管理の仕事と言っても
ただ見て確認するだけでなく
実際に職人さんの仕事を手伝う中で
ある程度の作業を理解していた野村さんは
エアコン工事の主な作業となる
・冷媒配管
・ドレイン配管
・電気配線
という3つの中で
ドレインと電気配線はできていたこともあり
残る冷媒配管さえマスターすれば
空調屋として一人前の仕事ができると
先輩たちの仕事を見ては現場を通じて
少しずつその感覚を掴んでいったそうです。
現場監督や管理の仕事と言っても
ただ見て確認するだけでなく
実際に職人さんの仕事を手伝う中で
ある程度の作業を理解していた野村さんは
エアコン工事の主な作業となる
・冷媒配管
・ドレイン配管
・電気配線
という3つの中で
ドレインと電気配線はできていたこともあり
残る冷媒配管さえマスターすれば
空調屋として一人前の仕事ができると
先輩たちの仕事を見ては現場を通じて
少しずつその感覚を掴んでいったそうです。
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空調設備屋の仕事は一見すれば
エアコンがよく利用される
夏や冬場の時期だけが忙しいと思われがちですが
実は家庭用だけでなく店舗や会社関連などは
シーズンオフでも故障相談から修理依頼など
年間を通して仕事の依頼があるそうで
空調屋として勤めていた当時は
小さな会社が工場やビルなど
丁場(大きな現場)を請け負っていたことから
キャパを越えた仕事量に職人の負担が増大し
毎日が必死で結婚もしていたことから
家族との時間もほとんど作れず
忘れたいくらいの過去というほど
過酷で大変な時期だったそうです。
空調設備屋の仕事は一見すれば
エアコンがよく利用される
夏や冬場の時期だけが忙しいと思われがちですが
実は家庭用だけでなく店舗や会社関連などは
シーズンオフでも故障相談から修理依頼など
年間を通して仕事の依頼があるそうで
空調屋として勤めていた当時は
小さな会社が工場やビルなど
丁場(大きな現場)を請け負っていたことから
キャパを越えた仕事量に職人の負担が増大し
毎日が必死で結婚もしていたことから
家族との時間もほとんど作れず
忘れたいくらいの過去というほど
過酷で大変な時期だったそうです。
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その後、美容師や電気工事士だった
地元 山科で仲の良かった友人たちが
揃って独立することを知って、ふと我に返り
「自分はこのままで良いのか?」という問いから
その友人たちに感化され独立を決心
ただ、昔から石橋を叩いて渡る性格だった為
これまで転職する際も家族のことを考え
収入面を懸念していたそうですが
奥さんからの後押しと
いざ独立してみると下がるどころか
むしろやった分だけ上がるということを実感し
今では山科区を拠点に京都市内、府内に限らず
時には滋賀県や大阪府まで
エアコンの出張工事をされていて
「横着はするな」という先輩の教えを
今も変わらず忠実に守った野村さんの作業は
クレームゼロの実績という形に現れた
仕事倫理の証左となっています。
その後、美容師や電気工事士だった
地元 山科で仲の良かった友人たちが
揃って独立することを知って、ふと我に返り
「自分はこのままで良いのか?」という問いから
その友人たちに感化され独立を決心
ただ、昔から石橋を叩いて渡る性格だった為
これまで転職する際も家族のことを考え
収入面を懸念していたそうですが
奥さんからの後押しと
いざ独立してみると下がるどころか
むしろやった分だけ上がるということを実感し
今では山科区を拠点に京都市内、府内に限らず
時には滋賀県や大阪府まで
エアコンの出張工事をされていて
「横着はするな」という先輩の教えを
今も変わらず忠実に守った野村さんの作業は
クレームゼロの実績という形に現れた
仕事倫理の証左となっています。
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今回の東山区今熊野椥ノ森町での
エアコン取付工事では
京都市内独特の密集した狭い道で
車が頻繁に行き交う住宅街
取り付けた和室の作業スペースも限られている中
野村さんの手際の良い施工によって午前で完了
野村さんによれば家庭用のエアコンであれば
電気屋さんでもできる人がいるので
別に問題はないと仰ってましたが
僕の知人でマンションのエアコンが故障し
大家さんに相談したところ
安く済まそうと電気屋さんが取り換えるも
水漏れや冷風が出なくなるという
トラブルが起こったことも実際にあります。
冬であればストーブやヒーター、炬燵など
他の暖房器具で凌ぐことはできますが
猛暑のエアコンに変わるものはありません。
それでもあなたは電気屋さんに相談しますか?
それとも、エアコンのプロである
空調設備屋さんに依頼しますか?
取材撮影&文 :
とくおか じゅん
今回の東山区今熊野椥ノ森町での
エアコン取付工事では
京都市内独特の密集した狭い道で
車が頻繁に行き交う住宅街
取り付けた和室の作業スペースも限られている中
野村さんの手際の良い施工によって午前で完了
野村さんによれば家庭用のエアコンであれば
電気屋さんでもできる人がいるので
別に問題はないと仰ってましたが
僕の知人でマンションのエアコンが故障し
大家さんに相談したところ
安く済まそうと電気屋さんが取り換えるも
水漏れや冷風が出なくなるという
トラブルが起こったことも実際にあります。
冬であればストーブやヒーター、炬燵など
他の暖房器具で凌ぐことはできますが
猛暑のエアコンに変わるものはありません。
それでもあなたは電気屋さんに相談しますか?
それとも、エアコンのプロである
空調設備屋さんに依頼しますか?
取材撮影&文 :
とくおか じゅん