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今回は都工務店の杉山翔大さんの現場を取材させて頂きました。
撮影当日、現場で迎え入れてくれたのは、杉山さんのパートナーのフネさん。
動画撮影をして世界に向けて発信されているとのことで、SNSも力を入れていきたいと話してくれました。
今回の工事は、京都市内にて築70年の古民家のリフォームと断熱工事です。
このプロジェクトは、日本の伝統的な趣を残しつつ、快適に暮らせる住まいを希望された外国人のお客様からのご依頼です。
撮影日は欄間窓のあった所にはめ殺しペアガラスを取り付ける作業をするところでした。
今回は都工務店の杉山翔大さんの現場を取材させて頂きました。
撮影当日、現場で迎え入れてくれたのは、杉山さんのパートナーのフネさん。
動画撮影をして世界に向けて発信されているとのことで、SNSも力を入れていきたいと話してくれました。
今回の工事は、京都市内にて築70年の古民家のリフォームと断熱工事です。
このプロジェクトは、日本の伝統的な趣を残しつつ、快適に暮らせる住まいを希望された外国人のお客様からのご依頼です。
撮影日は欄間窓のあった所にはめ殺しペアガラスを取り付ける作業をするところでした。
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現場のご紹介の前に、杉山さんの人物像についてご紹介いたしましょう。
杉山さんが大工の道に進まれたのは14歳の頃。
友人の紹介で先輩の現場にアルバイトとして参加した際、その魅力に強く惹かれたことがきっかけでした。
そして、15歳から正式に職人としての道を歩み始めました。
木の香り、工具の音、そして仲間との連帯感、これらは杉山さんにとってただの仕事ではなく、人生の大切な教えを得た経験だったそうです。
2010年から2020年はまさに修行の期間でした。
杉山さんはさまざまな現場を経験し、大工としての技術と知識を磨き続けました。
「今もまだ修行中です」と謙虚です。
職人としての技術だけでなく、経営者としても学び続ける姿勢は、多くの人々から信頼される理由の一つではないでしょうか。
現場のご紹介の前に、杉山さんの人物像についてご紹介いたしましょう。
杉山さんが大工の道に進まれたのは14歳の頃。
友人の紹介で先輩の現場にアルバイトとして参加した際、その魅力に強く惹かれたことがきっかけでした。
そして、15歳から正式に職人としての道を歩み始めました。
木の香り、工具の音、そして仲間との連帯感、これらは杉山さんにとってただの仕事ではなく、人生の大切な教えを得た経験だったそうです。
2010年から2020年はまさに修行の期間でした。
杉山さんはさまざまな現場を経験し、大工としての技術と知識を磨き続けました。
「今もまだ修行中です」と謙虚です。
職人としての技術だけでなく、経営者としても学び続ける姿勢は、多くの人々から信頼される理由の一つではないでしょうか。
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撮影をしながら、杉山さんに2つ質問をしました。
Q:今までの職人生活の中で、印象的だった経験は何ですか?
特に印象に残っているのは大型案件の下請けとして参加した現場での経験だそう。
元請けとのコミュニケーション不足から設計変更が何度も入り、スケジュールも報酬も厳しくなった案件で、休日返上で対応せざるを得ませんでした。
この経験から、信頼関係の重要性や段取りの大切さを深く学び困難な状況を乗り越え自信に繋げています。
Q:大工の仕事で、今までで一番嬉しかったことは何ですか?
これまでで一番嬉しかったことは、古民家のフルリノベーションを担当したときのことです。
施主様が海外で非常に有名な大学の物理学教授だったのですが、日本の伝統建築に強い興味を持たれており、日本建築の美を尊重した設計を希望されました。
完成後に施主様から「人生で何度もリノベーションを経験したが、これは圧倒的に一番」とお褒めの言葉をいただいたことが、何よりも嬉しかったと杉山さんは目を輝かせてくれました。
撮影をしながら、杉山さんに2つ質問をしました。
Q:今までの職人生活の中で、印象的だった経験は何ですか?
特に印象に残っているのは大型案件の下請けとして参加した現場での経験だそう。
元請けとのコミュニケーション不足から設計変更が何度も入り、スケジュールも報酬も厳しくなった案件で、休日返上で対応せざるを得ませんでした。
この経験から、信頼関係の重要性や段取りの大切さを深く学び困難な状況を乗り越え自信に繋げています。
Q:大工の仕事で、今までで一番嬉しかったことは何ですか?
これまでで一番嬉しかったことは、古民家のフルリノベーションを担当したときのことです。
施主様が海外で非常に有名な大学の物理学教授だったのですが、日本の伝統建築に強い興味を持たれており、日本建築の美を尊重した設計を希望されました。
完成後に施主様から「人生で何度もリノベーションを経験したが、これは圧倒的に一番」とお褒めの言葉をいただいたことが、何よりも嬉しかったと杉山さんは目を輝かせてくれました。
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撮影日は緑が力強い夏、日差しが眩しく、じっとしていてもじんわり汗ばむほどの気温でした。
現場の日本家屋は縁側が涼しげで、杉山さんはそこにテキパキと材料を運び込まれていました。
縁側の掃き出し窓の上部に位置する欄間窓にはめ殺しのペアガラスが取り付けられました。
縁側に設ける欄間窓は、昔ながらの日本家屋ではとても理にかなった造りで、主に採光・通風・温度調整の3つの役割があります。
夏は熱気を上部から抜き、冬は閉めることで冷気の侵入を防げます。昔の家は断熱性能が低かったため、この調整機能は生活の快適さに直結していました。
今回、あえてはめ殺しのFIX窓にされたのは、機密性が高めることで空調の効きを良くし、採光の確保もかなうためでした。
また、趣のある日本家屋の雰囲気を壊すことなくリフォームされる、お客様のご希望に叶う施工だと感じました。
撮影日は緑が力強い夏、日差しが眩しく、じっとしていてもじんわり汗ばむほどの気温でした。
現場の日本家屋は縁側が涼しげで、杉山さんはそこにテキパキと材料を運び込まれていました。
縁側の掃き出し窓の上部に位置する欄間窓にはめ殺しのペアガラスが取り付けられました。
縁側に設ける欄間窓は、昔ながらの日本家屋ではとても理にかなった造りで、主に採光・通風・温度調整の3つの役割があります。
夏は熱気を上部から抜き、冬は閉めることで冷気の侵入を防げます。昔の家は断熱性能が低かったため、この調整機能は生活の快適さに直結していました。
今回、あえてはめ殺しのFIX窓にされたのは、機密性が高めることで空調の効きを良くし、採光の確保もかなうためでした。
また、趣のある日本家屋の雰囲気を壊すことなくリフォームされる、お客様のご希望に叶う施工だと感じました。
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窓の周りには隙間風が入らないように押し縁となる木材を隙間なく丁寧に取り付け、コーキングにも厚みを持たせることで、長期間にわたり雨漏りや隙間風を防げるよう工夫しています。
押し縁の厚みをできるだけ薄く仕上げ、線を細く見せることで、すっきりとした印象に仕上げています。
取り付け作業には、普段から使い慣れているインパクトと手道具のみを使用します。
使用しているガラスは「ペアガラス」とも呼ばれるに複層ガラスで、ガラスとガラスの間に空気ではなくアルゴンガスを封入したものです。アルゴンは無色・無臭・無害の不活性ガスで、熱や音を伝えにくい性質があります。
下に掃き出し窓にも同じペアガラスを設置しており、性能を合わせて断熱性と気密性の向上を図りう狙いがあるそうです。
窓の周りには隙間風が入らないように押し縁となる木材を隙間なく丁寧に取り付け、コーキングにも厚みを持たせることで、長期間にわたり雨漏りや隙間風を防げるよう工夫しています。
押し縁の厚みをできるだけ薄く仕上げ、線を細く見せることで、すっきりとした印象に仕上げています。
取り付け作業には、普段から使い慣れているインパクトと手道具のみを使用します。
使用しているガラスは「ペアガラス」とも呼ばれるに複層ガラスで、ガラスとガラスの間に空気ではなくアルゴンガスを封入したものです。アルゴンは無色・無臭・無害の不活性ガスで、熱や音を伝えにくい性質があります。
下に掃き出し窓にも同じペアガラスを設置しており、性能を合わせて断熱性と気密性の向上を図りう狙いがあるそうです。
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今回のビフォーアフターです。
杉山さんが特に得意とされているのは、古民家のリフォームとサウナの施工です。
どちらも高い専門性が求められる分野ですが、誠実で丁寧なお仕事ぶりとお人柄が口コミでひろまり、施工実績を増やしています。
自身もサウナを趣味にしている杉山さんは、訪れた現場で「いつかサウナ施工をお願いしたい」と声をかけられることも多いそうです。
彼の手によって作られたサウナはただの設備ではなく、心を癒す特別な空間となっています。杉山さん自身も、自らのサウナでリフレッシュすることで、次の仕事に活力を与えています。
今回のビフォーアフターです。
杉山さんが特に得意とされているのは、古民家のリフォームとサウナの施工です。
どちらも高い専門性が求められる分野ですが、誠実で丁寧なお仕事ぶりとお人柄が口コミでひろまり、施工実績を増やしています。
自身もサウナを趣味にしている杉山さんは、訪れた現場で「いつかサウナ施工をお願いしたい」と声をかけられることも多いそうです。
彼の手によって作られたサウナはただの設備ではなく、心を癒す特別な空間となっています。杉山さん自身も、自らのサウナでリフレッシュすることで、次の仕事に活力を与えています。
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杉山さんの強みは、古民家改修やサウナといった専門性の高い工事経験に加え、英語・スペイン語・イタリア語・フランス語に対応できる点です。
設計から施工まで一貫して対応できるため、外国人のお客様からも高く信頼されています。これにより、国際的なプロジェクトにも積極的に参加し、多様な文化を持つ人々との交流が生まれています。
杉山さんの強みは、古民家改修やサウナといった専門性の高い工事経験に加え、英語・スペイン語・イタリア語・フランス語に対応できる点です。
設計から施工まで一貫して対応できるため、外国人のお客様からも高く信頼されています。これにより、国際的なプロジェクトにも積極的に参加し、多様な文化を持つ人々との交流が生まれています。
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作業がテキパキと進んだので、次の工程の畳を入れていきます。
現場に来られた畳屋さんと協力して、美しく敷き詰められた畳。
現場が、井草の良い匂いに包まれました。
見積には入っていませんが、現場で目に止まった細かな傷を補修する事もあるそうです。
今回の工事で張り替えのない三和土(たたき)やフローリングで見つけた傷を、目立たないように補修していきます。
作業がテキパキと進んだので、次の工程の畳を入れていきます。
現場に来られた畳屋さんと協力して、美しく敷き詰められた畳。
現場が、井草の良い匂いに包まれました。
見積には入っていませんが、現場で目に止まった細かな傷を補修する事もあるそうです。
今回の工事で張り替えのない三和土(たたき)やフローリングで見つけた傷を、目立たないように補修していきます。
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現在、杉山さんは日本建築の素晴らしさを世界へ発信できる職人を目指しています。
各種SNSも利用して動画や施工写真の発信にも力を入れており、その活動は国内外から注目されています。
古民家の魅力やリフォームの過程をリアルに伝え、多くの視聴者を惹きつけており、視聴者からのフィードバックも大切にし、杉山さん自身のスキル向上に役立てています。
現在、杉山さんは日本建築の素晴らしさを世界へ発信できる職人を目指しています。
各種SNSも利用して動画や施工写真の発信にも力を入れており、その活動は国内外から注目されています。
古民家の魅力やリフォームの過程をリアルに伝え、多くの視聴者を惹きつけており、視聴者からのフィードバックも大切にし、杉山さん自身のスキル向上に役立てています。
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杉山さんは「世界の人々から選ばれ、羨ましがられるようなものづくり」を目指しており、日々ひとつひとつの仕事に真摯に向き合っています。
ゲストハウスをしてみたい私は、いつか杉山さんに相談したいなと思います。
視野が世界規模のワールドワイドな杉山さんに依頼すると新しい発見がみつかるかもしれません。
杉山さんは「世界の人々から選ばれ、羨ましがられるようなものづくり」を目指しており、日々ひとつひとつの仕事に真摯に向き合っています。
ゲストハウスをしてみたい私は、いつか杉山さんに相談したいなと思います。
視野が世界規模のワールドワイドな杉山さんに依頼すると新しい発見がみつかるかもしれません。