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加納一正の施工例

オーダーサイズの家具ならスペースを有効に活かせる!

施工例写真1


今回は私事ですが、念願かなって60インチの大画面テレビを購入することになり、自家製のテレビラックを作ることになりました。

初めは既製のテレビ台を購入する予定でしたが、私が自由にできる6畳部屋の1面を無駄なく収納スペースにしようとすると、なかなかピッタリ嵌るものがなく・・・

だんだん、探しているだけで疲れてきます。

・・・というわけで、自分なりに軽く図面を引いてから、
ホームセンターで無塗装の集成材を買って、希望の長さにカットしてもらいました。
(1ミリ単位の長さでオーダーできます。)

写真は棚板に使用する4枚で、残りのハギレは他の部位に使います。

施工例写真2


塗装を始める前に、まずは仮組みしておきます。

キレイに塗り終わったあとで、部材の長さが違っていたら大変ですから、それを避けるためには欠かせない工程です。

背板のコンパネにも配線用の穴を開けておきます。
後で開けると切り口に木地が出て安っぽく見えてしまいます。

細かいですが、ビス穴なども一度通しておいたほうが無難です。

塗装が仕上がった後でビス穴を開けると、塗膜にヒビが入ったりしやすいのです。



施工例写真3


大きい面積は、オイルステイン(木部用の着色材)もカップガンで吹き付けたほうがキレイに仕上げられます。

米マツなど、高級な材木で木目を際立たせたい場合は吹きっ放しというわけにはいきませんが、
ホームセンターなどの安い部材では、色むらなども出やすく、カップガンでぼかしながら仕上げていくほうが美しく仕上げられます。

施工例写真4


今回は自宅用ということもあり、思い切ったカラーを使ってみました。

めったにオーダーされない原色のレッド、原色のエロー、原色のブルーなどです。

技術的な話ですが、もともと木が持っている色がありますので、こういう原色に染め切るのはなかなか難しいものです。

そういう意味では良いテストになりました。

色を付けたらウレタン塗装に進みます。


ウレタン塗装の工程は、まずウレタンサンディングという下塗り用の塗料を3〜5回ぐらい吹き付けて、乾くたびにフィニッシュペーパーで磨きます。

仕上げはウレタンクリアーを2〜3回吹き付けます。
今回はツヤ有りで仕上げました。

原色のレッド・ブルー・エローそれぞれとても冴えた色が出ました。
(逆に言うと、原色ですのでこれ以上冴えた色は出せません。)

写真はウレタン塗装を終えて棚板や背板を順々に組み立てている途中です。


自宅用なので、ついでにピンクの棚板も作ってみました。
いままで一度もオーダーされたことのない色です。

ペンキ仕上げにすると木目が消えてしまいますが、
オイルステインクリヤー仕上げにすると、木目を残したうえで鏡のような濡れ色の質感に仕上げられます。

カウンターからテーブルまで、一度試してもらっても良い色だと思います。



写真は自家製テレビラックを組みあげて60インチのプラズマテレビを据えたところです。

6畳部屋の短手いっぱい有効に使いました。

テレビの周りは、映り込み防止のために(こげ茶色+つや消し)で仕上げています。
背板のコンパネも、棚板同様ウレタン塗装で仕上げました。

今回のテレビラックに限らず、ホームセンターに売っているような材木でも家具調の仕上げが可能ですので、応用できる場面があればご相談ください。


あとはプチ自慢話になりますが・・・

手前にパソコンを置いて、バックにテレビがありますので、単調な仕事はテレビを見ながらやってます。
 v(^。^)

部屋を真っ暗にして映画を観るのは・・・ホントいい感じです。
(*^o^*)

雑然とそこら辺に散らばっていた本やDVDなどが片付くと、頭の中もスッキリしてきますね。

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 無塗装の集成材で作ったテレビ台の塗装
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