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市野政光の施工例
第53回全国建具展示会出展のための準備をする建具職人さん!
令和元年、5月18日(土)・19日(日)両日に行われた、第40回三重県建具作品展示会において、第1位の三重県知事賞を獲得された、市野建具店の市野社長の作品が、今度は、全国大会のひのき舞台に出ることになりました。
そのための準備の取材にお邪魔しました。
まず、三重県大会そのままの状態で、写真に納まっていただきました。
晴れやかな笑顔で、笑っていただき、私も、大変誇らしく感じた次第です。
市野建具店の市野社長の奥様にも、無理を言って、写真に納まっていただきました。
お茶目な面を持つ、奥様は、作品の端から、おどけた感じに笑っていただき、写真に納まっていただきました。
普段は、工場内で、市野社長の色々なフォローをしたり、障子や襖の貼り替えなどを行う、表具職人さんでもあります。
今回の三重県の建具展示会で、第1位となって、第1・2・3位までは、自動的に全国大会に出展できるとの事です。
自然と力が湧いてくるのだと、思われます。
市野建具店の工場の東の方向にある階段の下にある、デスクの上に、今回、第1位になり、三重県知事賞のトロフィーが飾って置かれていました。
きちっとした、ガラスケースに入っており、いつも工場に入ってきた人は、身が引き締まると思われます。
市野社長も、毎日、毎日、このトロフィーを見て、自分を鼓舞すると思われます。
左の写真は、第1位の三重県知事賞の表彰状です。
きちっとした額に入れられていました。後で聞くと、奥様が作られた額縁らしく、「額縁も売りますよ!」と言って笑っておられました。
これまでも、色々な賞をもらっておられますが、経済産業省賞や三重県知事賞などは、なかなか頂けるものではありません。
それだけ、市野建具店の市野社長の企画力、組子への精通、レベルが高いことなどが、あげられます。
今後の一層のがんばりに、大いに期待をしたいと、思います。
第40回三重県建具フェアーにて、第1位の三重県知事賞を獲得した、市野建具店の作品は、令和元年6月14日(金)・15日(土)の両日の第53回全国建具展示会愛知大会に自動的に出展されることに、なっています。第1位・2位・3位は自動的に出展できることになっていました。
今回は、全国大会出展に際して、どのような感じで出展するのかを、色々検討していきます。
まず作品の展示位置を皆で考えました。いちの社長の指示で、奥様と修業中のS青年が手足となって動きます。
市野社長の奥様と修業中のS青年は、4枚一組の組子を左右にスライドさせて、外しにかかりました。
市野社長の指示で、今回の三重県の建具展示会で出していた、デザインとは、違ったデザインを出そうと、考えています。
組子パネルの位置を変える事によって簡単に、図案の流れが変わっていくのです。
そのからくりを実感していただきます。
4枚のパネルを全部スライドさせて、外へ外しました。
その後上下を逆にして、2枚のパネルを、はめ込んでいきます。
その後も、2枚のパネルを逆さまにしてはめ込んでいきました。
その結果、全く違うデザインの流れに、変わってしまいました。
市野建具店の市野社長は、奥さんが組子パネルをスライドさせて、右側へ、外そうとして、少し手こずっているのを見て、すぐ助けに入り、無事外へ、外すことが、できました。
市野社長の頭の中には、組子の配列や、デザインが浮かんでおり、次はこうしたら良いとか、色々先に進んでいくのですが、我々の頭の程度では、理解は、遅いです。
しかし、市野社長は、怒りもせずに、笑って受け流してくれます。
これから、愈々組子パネルの本格的な配置換えによって、デザインがかわりますので、注意して見て下さい。
上の写真の流れのデザインが、三重県建具展示会の時のデザインと一緒です。
パネルの上下はそのままで、位置を変えることによって、大きな丸が左右に分かれて、デザインが一変します。
大きな丸円が真ん中から、左右に分かれて、二列に配置されました。
同じ丸円でも、パネルを上下逆にすると、趣が変わってきますので、大変面白く、感じてきます。
今度は、左右に分かれて、配置された丸円を、元の真ん中に持ってくるように、組子パネルをスライドさせて、木枠から抜いて、逆の方向からスライドさせて入れていきました。
そうすると、もとのデザイン、すなわち丸円が真ん中の位置に来て完成しました。
この大変細やかな組子の製作や、組み込みなどは、職人さん達にとっては、大変興味のある事だと、思われますが、たった4枚の組子パネルを上下左右に位置を変更させる事で、色々な模様に、変更できます。
組子マジックではないでしょうか?
市野建具店の市野社長の企画力や想像力には、恐れ入りました。
令和元年6月14日・15日に開催される第53回全国建具展示会が名古屋国際会議場で、開催されます。
その展示会には、この写真に掲載されている、デザインで、出品する事に決定しました。
私も、6月14日に取材を兼ねて、会場を訪問いたします。
どんな作品が、展示されるのか、市野社長の作品はどんな評価を受けるのか、三重県の職人さんの評価はどうなのかが、大変気になります。今から大変楽しみです。
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