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前回の施工例の取材で、浅尾建具店の三男の浅尾三男(みつお)さんが、鳥居の各パーツを作る大きな木々を横切りの機械を使って裁断していました。
その後、各パーツに分けられて、製作されて本日は、それを組み立てていきます。
本日も浅尾建具店の三男の浅尾三男(みつお)さんが、担当されています。
写真の左側に、鳥居を組み立てる「組み立て型」があります。その使い方は、この後、見ていただきながら説明いたします。
右側は鳥居の屋根が置かれています。この後、屋根の上に2箇所、穴が空いていますが、釘が入れられてきます。 |
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この写真は、鳥居の柱と、柱と柱とを結ぶ桟とに分けられています。
鳥居の組み立て型に入れられて、釘を打ったり、エアー釘打ち機で釘を打ったりして、出来上がっていきます。
浅尾三男さんは、手際良く、作業を進めていきますが、途中で間違えないか、心配になる時があります。
それだけ単調作業なだけに、注意深くする必要があるのです。 |
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浅尾三男さんは、まず鳥居の柱を2本取り出し、鳥居の型の柱の部分に、入れます。
次に鳥居の屋根を取り出し、鳥居の型の一番上の部分に持って行き、金槌を使って、屋根に出ている釘を2本とも鳥居の柱に、しっかり打ち込みました。
次に、木工ボンドを使って3箇所に少し塗ります。 |
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浅尾三男さんは、次に、木工ボンドを塗った箇所、即ち鳥居の柱2本への桟(即ち渡し)とその桟と鳥居の屋根とに縦に木を置きました。
その後、エアー釘打ち機を使って、木工ボンドを塗った箇所へ、木の上から打ち込みます。
パシュー・パシューと小気味よい音を立てて、小さい釘が打ち込まれました。 |
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浅尾三男さんは、1基の鳥居を組み立てました。
もう一度、復習を込めて、一から組み立てをみていただきます。
まず、鳥居の組み立て型に2本の柱を置いて、その後、鳥居の屋根を持って来て、釘を金槌で柱に2本とも打ち込みます。
その後、木工ボンドを3箇所に塗り込みます。少しだけ塗ります。 |
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浅尾三男さんは、木工ボンドを3箇所に少しだけ、塗った後、鳥居の柱と柱に渡す桟と鳥居の屋根の中央部分と桟の中央部分とに、木を渡して、エアー釘打ち機で小さな釘を打ち込みます。
木工ボンドを打つ場所、エアー釘打ち機で釘を打つ場所、一つとして無駄な場所はありません。
大変考えられた、組み立て手順ですし、効率が良いと感心してしまいました。 |
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浅尾建具店の建具三兄弟の三男の浅尾三男(みつお)さんは、今回鳥居の型を使っての組み立て作業を見せていただきました。
1個、1個ずつ組み立てては、完成場所に丁重に積み上げていきます。
完成した鳥居は、この後、塗装屋さんへ持って行かれ、屋根は黒色・柱などは、朱赤色・柱の一番下は、黒色と化粧塗りをされると三男さんは、言っていました。
鳥居の組み立てという、単調な同じ作業は、時として、大変な苦痛を伴うものです。
浅尾三男さんは、その作業を黙々とやり遂げられました。
浅尾三男さんに拍手を送りたいと思います。お疲れ様でした。 |
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滋賀県近江八幡市船木町にある、株式会社 浅尾建具店は、木製建具で、滋賀県全域をカバーしています。
滋賀県のど真ん中に立地しており、どこへでもスムーズに自動車で移動できます。
浅尾建具店には、建具三兄弟の社長の浅尾嘉明(よしあき)さん、二男の浅尾計夫(かずお)さん、三男の浅尾三男(みつお)に、社長さんの息子さんで、甥っ子の浅尾定利(さだとし)と計4名がスタッフさんです。
今回の浅尾三男さんの鳥居の組み立て完成は、建具とは少し外れる所はありますが、木工としては、同じ領域と考えて良いと思われます。
建具三兄弟の浅尾建具店の皆様は、建具に関しての知識は大変豊富であり、皆様からのお問い合わせにも、丁寧に答えていただきます。
皆様からのご質問、ご下命を心より、お待ちいたしております。 宜しくお願い申し上げます。 |
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