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2月1日より、ええ職人ドットコムに、登録いただきました「株式会社 浅尾建具店をご紹介したいと思います。
株式会社 浅尾建具店は、滋賀県近江八幡市船木町にあります。
浅尾建具店さんには、三人の兄弟さんと、社長の息子さん(甥っ子)との計4名で木製建具の製造・販売を中心に滋賀県全域を回っておられます。
まず、浅尾建具店の工場内の設備を中心にご紹介したいと思います。
写真の一番手前が甥っ子の浅尾定利(さだとし)さん。奥の右側が二男の浅尾計夫(かずお)さん、奥の左側には、三男の浅尾三男(みつお)さんが写っています。 |
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浅尾建具店の工場は、入口を入った側と奥の工場と二手に分かれています。
まず入口側の工場から、その色々ある設備を説明していきます。
一番奥の左側には、「ダブル・サイダー」という機械が設置されています。 |
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この「ダブル・サイダー」という機械は、フラッシュ扉などのサイドの寸法切りを行う機械です。
最近は、凝った木製扉よりも、簡単な、軽い「フラッシュ扉」の需要が多くなっています。
そのフラッシュ扉の上下・左右の面の寸法を綺麗に裁断してくれる機械なのです。
大変、綺麗に裁断してくれるので、皆さんが重宝しています。 |
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この機械は、ふち貼り機(オデ貼り機)という機械です。
今は、殆ど使用されていません。フラッシュ扉などの縁張りは手動でやった方が、コスト面で、有利だとのことです。
しかし量的に大変多い場合は、使用するとの事です。 |
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この機械は、「組子割り機」という機械です。 |
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この機械は、「アルミ加工機」という機械です。
以前には、アルミ建具を扱っていた時は、使用していましたが、現在は、木製建具一本なので、使用されていません。 |
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この機械は、「ルーター加工機」という機械です。 |
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年期の入った、作業台が奥に向かって、3台ありますが、その奥の左側に、少し暗くて見えずらいですが、TAKAGIの「プレス機」があります。
フラッシュ扉などの表面の板を枠の木に接着剤を塗って、この電動プレス機に挟んで接着を強固にするための機械です。
このプレス機は、建具屋さんには、必ず置いてある設備です。 |
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この機械は、「手動カンナ機」といって、手動で削る面を台に合わせて削っていきます。
木製建具の表面は、必ず綺麗に削られていなければなりません。
建具屋さんには、必需品といわれる設備機械です。 |
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これがTAKAGIのプレス機です。
フラッシュドアを製造する段階で、合板などを扉の枠に接着剤を塗って貼り合わせますが、その接着をより強固にするために、プレス機に置き、上からフラッシュドアを押し込みます。
時間が経過すると、ピタット接着しており、フラッシュドア製作には、欠かせない機械設備です。
浅尾建具店の第一工場の機械設備はここまでです。
これから第二工場の機械設備の紹介に入っていきます。 |
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