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滋賀県近江八幡市船木町にある、浅尾建具店の建具三兄弟の二男の浅尾計夫(かずお)さんに、第一工場に置いてある、完成した雨戸を見せていただきました。
合計3種類の雨戸が完成しておりましたが、取りあえず、2種類を見せていただきました。
一つ目の雨戸の表側を見せていただきました。スッキリしたデザインですが、少し変化を持たせた感じに仕上げられています。
木板の木目や節によって、色々な木板の顔が現れますが、そんな顔を形作っていくのにも、その職人さんのセンスが問われるます。 |
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もう一方の雨戸の表側を見せていただきました。
木板の年輪の模様を十分に外へ見せるデザインになっています。
何ともない事ですが、その職人さんのセンスが問われることになりますので、最初の木板の選定から、真剣に探し始めるのです。
滋賀県内には、昔から農業従事の家屋が結構ありました。
従って、雨戸は戸締りなどを考えても住宅には、不可欠の装備だったのです。
現在でも、雨戸のやり替え工事は結構頻繁に行われております。 |
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この写真は、最初に見せてもらった雨戸の裏側の写真です。
家の側から見た雨戸になります。横桟が5本あり、上下の框(かまち)枠を含めると、計7本の横桟であり、しっかりしている感じがよく判ります。
浅尾計夫(かずお)さんは、完成した雨戸を改めてチェックをしています。
何も問題はなさそうですが、いつも、神経を尖らせて工場内では、動いているのです。 |
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この写真は、二番目に見せてもらった雨戸の裏側の写真です。
家の側から見た雨戸になります。横桟が6本あり、上下の(かまち)枠を含めると、計8本の横桟です。
この雨戸の丈が長い、即ち背が高い事から、横桟を多くして対応しています。
雨戸は、しっかり組み込まれていなければならないので、その感じが出来上がった雨戸にも、十分にその意向が反映されています。 |
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浅尾建具店の建具三兄弟の二男の浅尾計夫(かずお)さんは、この間から、別注雨戸の製作ばかりをやっていました。
やっと完成品を見る事ができました。今回は、2種類の雨戸を見せていただいておりますが、3種類目の雨戸は、雨戸と雨戸との接点が凹凸になっており、完全に雨戸と雨戸がピタット合わさります。
滋賀県下では、まだまだ別注雨戸の注文がこれからも出てきそうです。
浅尾計夫(かずお)さんは、その将来性を見越して雨戸の生産に励んでいるのです。
別注雨戸に関するお問い合わせやご質問があれば、ご遠慮なくお問い合わせ下さいませ。
浅尾建具店の浅尾計夫(かずお)さんが、丁寧に答えてくれます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。 |
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