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2017年1月、今年初めて京都府亀岡市の曹洞宗三恵院に、松本喜工務店の松本社長の取材に訪問しました。
今月一杯で完成せねばなりません。最後の追い込みです。
3日前に珍しく、大雪が降り、亀岡では、25センチの積雪量があったと、松本社長が言っています。
その名残りがまだ残っている三恵院さんの風景です。 |
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本日の取材は、台所のシステムキッチンの施工、クロスの施工、物置き部屋の天井やフローリングの施工と三つに分かれています。
この写真は、松本社長が、物置き部屋のフローリングを張っている所を、笑顔で納まっていただきました。
これまで順調に耐震工事・リフォーム工事が進んできており、穏やかな表情を見せていただきました。 |
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松本社長は本堂の裏側に位置する物置き部屋をリフォームします。
床をフローリングに、天井はクロスに、壁は、木製にします。
天井の基礎の木を固定し、板を貼り付けるために、打ち付けています。次の板を採寸後、裁断していきます。 |
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一方、台所では、システムキッチンの施工を始めていました。
キッチンの専門業者の石ア工務店の石アさんを中心に二人で施工しています。
石アさんの話によると、下見の際に、システムキッチン本体は、お客様や松本社長との打ち合わせや、十分な採寸によって組立だけですが、キッチンボードの施工は、現場合わせのため、大変時間がかかります。
キッチンボードを貼る壁面の寸法を厳密に測り、ボード板本体に印をし、カットしていきます。失敗は許されないので、より真剣になって施工していきます。 |
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石アさんと、もう一人の職人さんは、きちっと採寸された寸法通りにキッチンボードをカットしていきますが、その裁断機には、ホースがジョイントされています。
これは、クリーナーにつながっており、キッチンボードの硬質プラスチックを裁断する際、発生するプラスチック粉塵を回収する優れものです。
この装置が無いと、粉塵が飛び散り大変な状況になります。 |
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クロス屋さんの職人さんは、本日は、これまで貼られていた、旧のクロスを剥がし、パテを塗り込んで、表面を均一にする作業です。
クロスを貼る部分を色々チェックしていき、金物が突起している箇所を見つけ、松本社長にお願いして、サンダーで削ってもらいました。
小さいカッターを使って、器用に旧のクロスを剥がしていきました。 |
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松本社長は本堂裏側にある、物置き部屋の天井部分の施工の真っ最中です。
この物置き部屋は、天井はクロス貼り、壁面は木製の壁、床はフローリングに仕上げます。
天井部分は、クロス貼りにするため、その下地のボードを電動タッカーでしっかり貼っていきます。 |
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これまでの工事で出来上がっている途中の写真をご紹介します。
上の写真の左は、本堂正面。真ん中は、本堂南側の控室。右は、西側廊下より本堂を見ています。
下の写真の左は、本堂の床の間。真ん中左は、本堂北側の廊下。真ん中右は、玄関口から最初の部屋。一番右は、勝手口玄関付近です。 まだ全部完成していませんが、漆喰の白が眩しいです。 |
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一方台所の部屋では、石ア工務店の石アさんと、もう一人の職人さんが、キッチンボードを貼る作業の最中です。
貼る部分の寸法を厳密に実測し、ボードに印を付けて、カットしていきます。
貼る面に、両面テープを貼って、その後、ボンドを的確に万遍なく、塗っていきます。
出来上がったキッチンボードを二人で協力して持ち上げ、目的の壁に合わせて貼っていきます。上からしっかり押して接着させます。
システムキッチンを置く正面と左右の側面に、キッチンボードをしっかり貼れ終えました。 |
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松本社長は、クロスの職人さんの手伝いをもらって、天井に大きなボードを置いて、エアータッカーでボードを止めていきます。
作業台に戻って、しっかり採寸した寸法をボードに印し、カットしてボンドを適当に塗っています。
そのボードを天井に合わせて、エアータッカーで打ち付けていきます。
このように、天井部分は、全部ボードで覆いつくされました。後は、クロス屋さんに任せます。 |
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曹洞宗三恵院の大屋根の塗装も完全に出来上がっており、その全貌をご紹介いたします。
太陽に輝いて美しく、濃紺の色を輝かせています。
南側からの展望も大変美しく、住職さんも大変満足されています。
正面からの展望もきらきら輝いて大変美しくこれまでの屋根とは、見違えるように変わりました。 |
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クロス屋さんは、クロスを貼る箇所のチェックも終わり、これからクロスをより均一に貼るためにパテを凹部に塗り込んでいきます。
ボードの境目や、凹部が目立つ部分にしっかりパテを塗り込んで、クロスが均一に貼れるように、その下ごしらえをしていきます。
今度、取材に訪問する時には、完成している予定です。 |
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石ア工務店の石アさんと、もう一人の職人さんは、システムキッチンの設置を始めました。
キッチンボードの施工とは違って、すでに各ブロックが出来上がっているため、組立、ジョイントは早めに出来上がりそうです。
松本社長も台所に来て、出来上がりをチェックしていきます。
石アさんと出来具合について、話し合っています。
そして松本社長は、自分のスマフォにキッチン全体の写真を撮りました。 |
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松本社長は、台所のチェックを終えて、物置部屋のフローリングの施工にかかりました。
床の採寸を行い、電動丸鋸で裁断し、部屋の床にはめ込んでいきます。
特に、込み入った箇所については、綿密に採寸し、鋸で裁断していき、はめ込みました。
本日の内にフローリングを完成させ、明日、壁面に木製の板をはめ込む予定です。また後日完成写真をお見せします。 |
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曹洞宗三恵院の住職のお母さんが帰って来られたので、台所のシステムキッチンを見ていただきました。
まだキッチンの組み立てが終わり、明日、収納関係が出来上がりますが、取り敢えず、見て頂きました。
開口一番「私、うれしいわ!」と仰っていただきました。
松本社長も横について、お母さんの笑顔を見て、満足そうに笑っており、一際、キッチンの話になり、盛り上がりました。
後は、建具、畳などが月末にかけて予定されており、大変楽しみです。 |
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